講義情報
講義名: 国語表現③(心理・モチベ)
教員: 太田 真理
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:木曜 2時限
授業のテーマと目標
【テーマ】
日常の生活において、自分の思いや考えを正しく他者に伝えるには、それを言語化する必要がある。「伝わる言葉」としての「国語」のあり方を理解するとともに、読む・書く・聞く・話す力をバランスよく身につける授業である。
【目標】
1.国語表現の基礎となる日本語の文法や用字、語彙、敬語の用法を理解する。
2.文章作成及びプレゼンテーションの基本的な技術を身につける。
3.正しく伝わる表現の力をつけ、相手の表現を理解する態度と力を養う。

学士力
汎用的スキル
A-1 自分の意見をわかりやすく伝えることができる。
F-16 獲得した知識・技能を総合的に活用し、課題に適用し、解決できる。
E-13 卒業後も自律・自立して学習できる。
専門的スキル
I-8 他者の立場を理解し、尊重しつつ、自分の意見も主張できる。
J-13 場面に必要な表現ができる。
M-31 他者に情報を適切に伝達する素材をつくることができる。

授業の内容と計画
第1回 ガイダンス、国語表現の基礎知識1 用字、表記、口語と文章語
第2回 国語表現の基礎知識2 原稿用紙の使い方
第3回 メールと手紙(敬語)1 敬語の基礎
第4回 メールと手紙(敬語)2 メールの書き方
第5回 メールと手紙(敬語)3 手紙の書き方
第6回 説明文1 絵を説明しよう
第7回 説明文2 身近な物を説明しよう
第8回 意見文1 新聞投書を読む
第9回 意見文2 投書を書く材料集め
第10回 意見文3 投書を書く
第11回 ビブリオバトルに挑戦1 ビブリオバトルとは
第12回 ビブリオバトルに挑戦2 本を知る
第13回 ビブリオバトルに挑戦3 プレゼンテーション準備
第14回 ビブリオバトルに挑戦4 ビブリオバトルをやってみよう
第15回 まとめ―自己表現としての「国語」
*シラバスは、授業の規模(履修者数)、進度及び学生の興味関心等により内容を一部変更する場合がある。

事前学習・事後学習
予告された授業内容について事前の準備をすることが必要。授業後は国語表現のスキルを高められるよう授業内容の確認を行う。
アクティブラーニングの実施
第11回~14回授業では、ビブリオバトルに取り組む。第11回~13回を準備とし、第14回授業において、5名程度のグループに分かれ書物に関するプレゼンテーションを行うビブリオバトルを実施する。
成績評価方法と基準
授業への参加状況30%、授業内課題の合計(授業内で行う複数の提出課題及びビブリオバトルへの参加状況)70%
*20分を超える遅刻は原則として欠席扱いとする。単位の修得上、出席が2/3に満たない場合は評価の対象外となる。
*授業内で行う提出課題は、その授業時間内に仕上げて提出する。特別な理由が無い限り、後日の提出は認めない。

学生へのメッセージ
*普段から社会の様々な事柄に関心を持ち、知識や教養を深め、大学生らしい言語活動を身につけられるよう心がけてほしいと考えます。
*生活の中でわからない言葉や事象については、辞書や事典を活用し、調べて理解する習慣をつけ、「自分の言葉」を増やしましょう。
*大学生の学びの場として、私語、居眠り、スマートフォン、飲食物、机上の荷物、脱帽等のマナーについては常識に従い、お互いに学びの場にふさわしい環境を作るよう心がけてください。マナー違反が甚だしい場合は、「授業への参加状況」の減点の対象となります。

オフィスアワー
質問等は、授業時間の前後に教室で受付けますので、声をかけてください。
教科書・参考書
教科書はとくに定めない。随時プリントを配布する。
参考書は授業内で紹介する。