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講義名:
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哲学①
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教員:
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渡邊 智寛
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単位:
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2
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学部:
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カテゴリ:
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キャンパス: | |
開講時期: | 春学期 |
開講学年: | |
昼夜区分: | |
曜日・時限: | 月曜 3時限 |
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授業のテーマと目標 |
哲学の思考法・問いの立て方を学び、身近なテーマについて自ら考えてみることで、批判的検証能力・論理的思考力・問題分析能力を養う。
また、レポート作成を通じ、自らの思考を効果的かつ説得的に主張する力の涵養も目指す。 |
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学士力 |
【汎用的スキル】
C-9:文化・社会と自然に関する知識を理解できる。
F-15:問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
G-20:既存の知識を活用して、新しい価値(アイデア、生産物、方法等)を生みだせる。
【専門的スキル】
K-19:多様な情報を収集し、分析できる。
L-26:客観的な視点で人間行動を理解し分析できる。
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授業の内容と計画 |
第1回 ガイダンス/哲学とは何か(1)―知の営みとしての哲学
第2回 哲学とは何か(2)―宗教・科学・言語と哲学
第3回 ソクラテス―自然哲学から人間の問題へ
第4回 プラトン―心身二元論とイデア論
第5回 アリストテレス―現実態と可能態
第6回 アウグスティヌス、トマス・アクィナス―教父哲学とスコラ哲学
第7回 大学制度と哲学―教養とはなにか、専門家の社会的地位と責任
第8回 デカルト―思惟と存在、再び心身二元論
第9回 J.ロック―アイデンティティとパーソン論
第10回 カント―近代科学は成立可能か
第11回 ニーチェ―キリスト教と道徳的価値転換
第12回 ソシュール―言語と思考
第13回 フッサール、ハイデガー―現象と存在
第14回 レヴィ=ストロース―社会構造としてのインセストタブー
第15回 フーコー―権力と監視社会 |
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事前学習・事後学習 |
「不定期に実施される小テストに備えた事前学習」および「期末レポート作成のための論題設定、調査、分析等」が必須
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成績評価方法と基準 |
授業内提出物(リアクションペーパー、小テスト)50点+期末レポート50点 |
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学生へのメッセージ |
講義では、長い年月人間を対象に探究を続けてきた哲学を扱います。哲学になじみのある人は少ないと思いますが、これまでなされてきた哲学の営みをヒントに、わたしたちの周囲に散見される疑問を自分の頭で実際に考えてみることを目指します。扱うテーマはすべて身近で素朴でありながら、多くの人にとって普段少しも顧みることないようなものばかりです。知識をたくさん詰め込んだり、難しい理屈を扱えるようになることが講義の主な目的ではありません。
講義内容は難解です。単位取得のみを目的とした受講では苦しむことになるでしょう。他方、知的好奇心に溢れる人にとって無駄な時間とはならないはずです。積極的・意欲的な参加者を待っています。 |
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オフィスアワー |
講義日の10:20-14:30、教室または講師控え室にて |
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教科書・参考書 |
指定なし |
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