講義情報
講義名: 教育実習Ⅱ(幼)小幼
教員: 岩井 真澄, 泉 秀生, 木内 菜保子
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:月曜 6時限
授業のテーマと目標
教育実習Ⅱは、4年次に学外で2週間行う実習である。その内容は、参加・観察実習に始まり、責任実習が中心となる。
【目標】 
幼稚園教諭に求められる資質・能力を養うことが目標である。
具体的には、幼稚園における子どもに対する直接的な働きかけを通じて、幼児理解を深め、幼稚園教諭の役割について学んでいく。さらに、将来の幼稚園教諭としての自分の課題を明確にしていく。
学士力
A-6.  自分と周囲の人々や物事の関係性を理解する
D-11. 自らを律して行動できる。
E-14. 目標を設定し、自ら進んで取り組むことができる。
F-16. 獲得した知・技能・態度を総合的に活用し、課題に適用し、解決する。

J-15. 円滑に担当クラスの運営を行える。
J-16. 子どもの行動を把握し、分析・考察できる。
K-22. 月案・週案・保育教育指導案等の計画を作成できる。
K-23. 組織内外の人たちと連携・協業できる。
授業の内容と計画
観察・参加実習から始まり、部分実習を重ねながら、最終的に1日実習を行う。幼稚園教諭の役割について理解を深め、自らの課題を明確にしていく。

①観察・参加実習-実習先の幼稚園の1日の生活の流れや遊びの様子、幼稚園教諭の仕事などを観察・参加しながら理解する。
②責任実習-参加実習を基本としながら、1日のうちのある限られた部分の保育を行う「部分実習」を行う。最終的には「1日実習」を行う。

観察・参加実習、責任実習を行う中で、日々の生活を実習日誌に記録していく。記録することを通して、幼児や幼稚園教諭、幼稚園教育について理解を深める。また、指導案の立案やその実践、省察を通して、自らの課題を明確にしていく。
事前学習・事後学習
学内での事前指導を含め、実習先幼稚園のオリエンテーション内容を踏まえ、事前に十分な準備を整えて、幼稚園教育実習に望まなくてはならない。また日々の実践を省察し、翌日の実践に活かしていかなくてはならない。
アクティブラーニングの実施
幼稚園において、幼稚園の実習指導担当教諭の指導や見守りのもと教育実習を行い、そこから課題や問題点を認識する。
得られた知識や技術、課題や問題点はレポートにまとめたり、ディスカッションしたりする。
成績評価方法と基準
実習園の評価30%、実習日誌や実習の総括レポートなどの提出物70%
学生へのメッセージ
幼稚園における教育実習が充実したものとなるように、しっかりと考え、行動しましょう。教育職へ就くことの責任の重さと、やりがいを感じてほしいと願います。実り多き実習にするためにも、日々の努力を大切にしてほしいと思います。
オフィスアワー
月曜日 16:30~18:00

※連絡する必要があるときには、速やかに担当者に連絡してください。
教科書・参考書
〈教科書〉
特に定めない。
〈参考書〉
幼稚園教育要領(平成29年3月告示 文部科学省)
幼保連携型認定こども園・教育・保育要領(平成29年3月告示 内閣府・文部科学省・厚生省)
上記は、文部科学省・厚生労働省・内閣府ホームページからのダウンロードも可能である。