講義情報
講義名: 国語表現(モチベ①)
教員: 渡邊 隆之
単位: 2
学部:
カテゴリ: キャリア科目
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:木曜 2時限
授業のテーマと目標
大学においては「書くこと」「話すこと」「伝えること」が必須となってきます。様々なレポート、筆記試験、プレゼンテーション、そして卒業論文。少なくても高校までの間に「国語表現」は身に着けてきたはずですが、いざ、自分の意見を正しい日本語で書いて伝え、相手に理解してもらうとなると、あたふた躊躇してしまうことが多々あるはずです。

この授業は、これからの大学生活の第一歩として位置付けています。
既に理解し使いこなしていると思っている日本語かもしれませんが、本当に大丈夫でしょうか?
今ここでもう一度、自分自身の日本語力をチェックしておきましょう!
学士力
常に学び、向上を続ける態度(生涯学習力)
情報収集ー分析ー解釈ー表現・発信する力(課題解決力)
創造し表現する力(創造力)
個人を見つめる力
授業の内容と計画
下記の15回の授業を行いますが、クラスにより、その進行の仕方は異なります。
また、重点を置く箇所もクラスにより異なります。

第一部:書く力編
第1回:読みやすい文章の書き方
第2回:和語・漢語・外来語を使い分けよう
第3回:書いた文章の見直し方
第4回:様々な言い方を学ぼう
第5回:手紙の書き方

第二部:話す力編
第6回:しっかりした挨拶の仕方
第7回:正しい敬語の使い方

第三部:伝える力編
第8回:話の聞き方
第9回:分かりやすい伝え方
第10回:キーワード説明する

第四部:文章表現応用編
第11回:文章を書き換えてみよう
第12回:紹介文を書いてみよう
第13回:賛成・反対の意見文を書いてみよう
第14回:before/afterの文章を書いてみよう
第15回:対立項と時間軸のある文章を書いてみよう
成績評価方法と基準

1.毎回の授業への出席状況は言うまでもなく、毎回の授業でどの程度、一生懸命に勉強しているかをチェックします。

2.定期試験では、15回の授業内容をどの程度キチンと理解しているか、確認のテストを行い、各自の学習の成果を把握します。

3.日頃の勉強状況:60%、最終テスト:40%のウエイトにて皆さんを評価します。

4.任意のレポート提出は大歓迎です。加点対象とします。積極的に書いてみましょう。定期試験時までに提出してください。ただし、その後は一切受け取りません。

学生へのメッセージ
1.各回の出席は言うまでもなく、各回における積極的な参画、ならびに発言回数・内容をチェックし評価対象とします。

2.各回とも「宿題」を出します。次回の授業までに宿題をやり終えてくることを義務とします。そして、各回において、宿題の回答を発表してもらいます。

3.この授業のための「ノート」を一冊用意してください。授業のメモ、宿題の回答、自主的な勉強などをすべてこのノートに記入してください。

4.授業中、分からないことがあれば、その場ですぐに積極的に質問するよう心掛けましょう。

5.欠席した場合、友達からノートを借りるなどして、授業内容をフォローしておいてください。

6.授業開始から20分以上遅れると「遅刻」扱いになります。この授業では、遅刻2回で1回の欠席扱いとします。遅刻しないようにしましょう。 

 

オフィスアワー
木曜日16:1017:40(渡邊)
月曜日16:1017:40(山﨑)
その他
小説でも新聞でも構いません。「文章」に積極的にかかわることを日々心掛けてください。
教科書・参考書
1.教科書として下記の2冊を使用します。クラスによって使用の仕方が異なりますので、
教員の指示に従ってください。

・石塚修・小針誠・島田康行著 「日本語表現&コミュニケーション-社会を生きるための21のワーク-」
2014 実教出版 ¥1,000+税

・坂東実子著 「大学生のための文章表現練習帳」 2016 図書刊行会 ¥1,000+税