講義情報
講義名: 物理学
教員: 田中 元
単位: 2
学部:
カテゴリ: 一般教育科目
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:木曜 5時限
授業のテーマと目標
授業のテーマ
身近な事象を採り上げることで、物理的な概念を育成する。
授業の目標
・力、運動、熱などの概念を正しく把握して、身近な現象を科学的に捉えることができるようになること。
・定量的なデータの取扱いと、論理的な思考の積み重ねを訓練すること。
・力学的法則を理解し、日常の生活や身のまわりの現象と関連づけること。
学士力

F 情報収集ー分析ー解釈ー表現・発信する力(課題を解決する力)
15 問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、 解決できる。
16 獲得した知識・技能を総合的に活用し、課題に適用し、解決できる。


授業の内容と計画
第1回 物理量
第2回 速度と加速度 実験編
第3回 速度と加速度 解説編
第4回 運動の法則
第5回 力と運動
第6回 運動エネルギー
第7回 重力による運動
第8回 重力による位置エネルギー
第9回 弾性力
第10回 色々な力(1)クーロン力
第11回 色々な力(2)磁力
第12回 色々な力(3)電磁誘導
第13回 色々な力(4)電磁気力のまとめ
第14回 色々な力(5)大気圧
第15回 色々な力(6)水圧
成績評価方法と基準
毎回の講義で小テストを行うか、あるいは課題(レポートまたは工作物)を課す。これらの評点を6点×15回とする。また、学期末に講義ノートを提出し、そのノートに評点10点のウエイトを置く。小テストまたは課題の評価、講義ノートの評価ともに欠席した回は対象とならないことに留意すること。
学生へのメッセージ
毎回の講義で何らかの工作や実験または演習を行い、それらをもとに課題を課す。課題は原則として次の回の講義時に提出することとする。記録用のA4版ノート(ルーズリーフは不可)、1mm角方眼用紙(いわゆるグラフ用紙)、定規、筆記用具、はさみ、スティックのりを毎回の講義に必携すること。また、アナウンスした上で工作用に割り箸やマッチ、クリップ、ビニルテープ等の百均ショップで買える類の物品を用意してもらうケースがある。これらの準備を怠った場合、そして課題の提出に不備があった場合は著しく評価を下げる。これは欠席・遅刻の常習に対しても同じである。期末テストを行わない分、平常点を重視せざるを得ない。恒常的に取り組める学生に履修を望む。
オフィスアワー
通常、講義時以外には東京未来大学にいない為、メールによる連絡を主とする。 h-tanaka@mailg.shumei-u.ac.jp
教科書・参考書
参考図書(教科書として指定するものではない。)
物理のしくみ (入門ビジュアルサイエンス)小暮 陽三 (著)/講談社
(絶版ですが、アマゾン等で比較的たやすく入手できる。教科書、演習書の類ではないが、重要なトピックスを網羅し、非常に読みやすく分かりやすく作られている。)
やさしく学べる基礎物理/基礎物理教育研究会(編)/森北出版
(初めて物理をやる人、苦手な人に、予習用、自習用として薦められる。)