講義情報
講義名: 家族援助論
教員: テスト 教員, 西川 ハンナ, 藤後 悦子
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:秋学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:月曜 2時限
授業のテーマと目標

○授業概要
家族支援の事例を多く取り入れ、家族援助に対する実際的な知識と技術を学生に伝えることを目的とする。

○授業の具体的目標
前半部分:理想的な家族のみでなく、現実の家族像を踏まえ、コミュニティ心理学的視点からどのような家族援助が可能であるかを検討する。
後半では、なぜ今、保育所において家庭支援が必要とされているのか、その背景について学び、現代家族の家族の抱える問題やその支援策に関する方法について学習する。さらに、実際に保育や地域でどのような家族支援が行われているのか、事例を通して検討していく。

学士力
A(社会性)4 他者と協同して行動できる。
C(受容性)10 意見や立場の違いを理解し、受け入れることができる。
F(課題解決力)15 問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
授業の内容と計画

ガイダンス:
藤後:1回~4回担当,西川:5回~14回担当   

≪藤後担当≫
第1回:ガイダンス(現在家族の現状)
第2回:子育て期のライフプランと一日のスケジュール(グループ活動):ゲストスピーカー(予定)
第3回:発表
第4回:保護者への対応の具体的スキル

≪西川担当≫
第5回:家族の意義と機能
第6回:家庭支援の必要性
第7回:地域社会の変容と家庭支援 
第8回:現代家庭の子育てと支援の必要性<児童虐待への対応・支援>
第9回:現代家庭の子育てと支援の必要性<保育所利用家庭への支援>
第10回:現代家庭の子育てと支援の必要性<地域における支援>
第11回:現代家庭の子育てと支援の必要性<ひとり親家庭への支援>
第12回:要保護児童とその家庭への支援
第13回:関連機関との連携
第14回:子育て支援サービスの課題

≪藤後・西川担当≫
第15回:まとめ

授業の進度によって順番や内容を一部変更する場合があります。

成績評価方法と基準
授業への参加状況40%  授業内の小テスト(20%)、および確認テスト(40%)
藤後担当得点:30点     西川担当得点:70点
学生へのメッセージ
「家族」というものを改めて見直してみてください。今まで知らなかった新しい側面が見えてきます。家族の在り方は多様です。個々の家族の状況に沿った支援ができるよう期待しています。
教科書、および配布資料を中心にしっかりと予習、復習を行い、授業に臨みましょう。また、授業内にて小課題を何度か出します。提出を忘れずにして下さい。遅刻については、2回で欠席1回分とみなします。
オフィスアワー
講義開始時に各教員から提示します。
教科書・参考書
保育カウンセリング/藤後悦子編/ナカニシヤ出版/教科書 (2300円)
(変更の場合、事前にお伝えいたします)
保育士のための福祉講座 ソーシャルワーク/保正友子編/相川書房/教科書