講義情報
講義名: 保育実習Ⅲ
教員: 上田 征三, 野田 敦史
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:曜 0時限
授業のテーマと目標
○授業概要
保育実習ⅠBで経験したことを踏まえ、保育所を除く児童福祉施設、その他の社会福祉施設の養護・援助を実際に実践して、さらに保育士としての必要な資質、能力、技術を習得する。
また、家庭と地域の生活実態にもふれて、子どもや利用者に対する理解力、判断力を養うとともに、子育てや地域生活を支援するために必要とされる点を明確にする。
援助計画を立案し実際に行っていくが、子どもや利用者の個人差について理解し、それぞれの対応方法を習得する。とくに発達の遅れや、生活環境に伴う子どもや利用者のニーズを理解し、臨機応変な対応を学ぶ。
事前・事後指導も保育実習指導Bに準じて行う。

○授業の具体的目標
保育実習ⅠBの経験を踏まえて、さらに施設保育士として必要な資質を磨き、技術や理論を習得する。
利用者だけでなくそれをとりまく家庭や地域環境にも留意して援助の仕方を考えていく。

学士力

この講義は、保育士など児童福祉や児童に関わる専門家や援助者として求められる資質として、応用的な知識を体得し、保育者としての認識を体得することを目的とする。
そのために、「社会と関わって生きる力」を土台として、「社会性」としての「コミュニケーション力、協同する力」、「社会の 一員として責任ある行動をとる」ことや、相手を受け入れる「受容性」を体験的に学ぶ機会である。将来の社会人としての自己の適性に関しても、ひとを理解することに真摯に立ち向かい、同時に自己理解を深めて欲しい。

また、「自分自身が身につける資質」として、「獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、課題に適用し、解決する」こと、さらに、児童福祉や児童に関わる専門家や援助者として求められる資質として、「倫理観」を身に付け、多職種との連携ができるような適正を身に付けて欲しい。※「 」内が学士力一覧の引用

授業の内容と計画
保育所を除く児童福祉施設や社会福祉施設にて概ね11日間(1日8時間)の実習を行う。
実習中の巡回指導がある。
成績評価方法と基準
実習先の施設による実習の評価・出勤状況の他、実習日誌、実習中の巡回教員の報告、事前事後指導状況等を総合的に勘案して評価する。
学生へのメッセージ
保育士資格取得のための(保育実習Ⅱ「保育所実習」か本実習かの)選択必修科目です。卒業後に、施設に就職を希望する学生はぜひこの保育実習Ⅲを選択してください。
体調管理をきちんと行い、事前準備をしっかりとして臨みましょう。
巡回指導担当の先生にしっかりと挨拶をして、詳細を伝えてください。
オフィスアワー
水曜日9:00-10:30
その他は、可能な限り在室中に予約を取ってください。
その他
教科書・参考書
変更前科目名称(2011年度以前入学生)