講義情報
講義名: 環境①(K2A/K2B/K2C①~④)
教員: 佐々木 由美子
単位: 1
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:土曜 1時限
科目番号(科目ナンバリング)
XCKC209A
授業のテーマと目標
テーマ
以下の3項目をテーマとする。
1.幼児を取り巻く環境と、幼児の発達にとっての意義を理解する。
2.幼児期の思考・科学的概念の発達を理解する。
3.幼児期の標識・文字等、情報・施設との関わりの発達を理解する。
目標
①環境とは何か。環境をとらえる諸側面には物的環境、人的環境、社会的環境、情報環境等があることを理解し、説明することができる。
②幼児と環境との関わり方について専門的概念を用いて説明することができる。
③幼児期における身近な環境と関わる意義について説明できる。
④幼児期の認知的発達の特徴と発達の道筋について理解する。
⑤乳幼児の生物や自然に対する興味や関心、理解の発達を説明できる。
⑥乳幼児を取り巻く標識・文字等への関わりと、興味・関心や発達について説明できる。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP - CP1 専門的知識と技能を身につけること
DP- CP3 資格に適う力を身につけること
DP- C2 教育・保育・福祉等に関する職能を身につけること
DP- C3 専門的知識・技能を利活用できる就業力を身につけること
身につけるべき学士力
A-1:文化・社会と自然に関する知識を理解できる。
J-38:自身を含めた保育・教育者の実践に対して適正な評価を行える。
K-40:子どもの行動を把握し、分析・考察できる。
K-41:子どもの成長・発達に対して適正な評価が行える。
K-42:場面での環境を把握し、場面に求められる環境を作り出せる。
授業の内容と計画
第1回
幼児を取り巻く環境①—環境とは何か、環境の諸側面、環境とこどもの育ち
第2回
幼児を取り巻く環境②—環境とこどもの育ち(遊び、生活習慣等)とその課題
第3回
「領域環境」の意義—環境を通した教育とは、乳幼児の学びの特徴、保育実践から考える
第4回
乳幼児の物的環境との関わり
第5回
乳幼児の自然との関わり
第6回
乳幼児の標識・図形・文字との関わり
第7回
乳幼児の社会・地域との関わり、まとめの試験
第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回


定期試験:実施しない

※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。
事前学習・事後学習
1回の授業につき270分程度の授業外学習が必要になります。
毎回、事前にテキストの指定箇所を読んでおくこと。
事後では学んだことについて振り返りをし、確認問題に取り組むこと。
アクティブラーニングの実施
講義が中心になりますが、グループごとのディスカッションを行い、一つのテーマについて深めていきます。
ICTの活用
コンピューターを活用して、資料や映像などの提示や共有をおこないます。
成績評価方法と基準
〈評価基準〉
S 到達目標を完全に達成している
A 到達目標をほぼ完全に達成している
B 到達目標を十分に達成している
C 到達目標を達成している
E・F 到達目標を達成していない

〈評価方法〉
毎回の授業ごとの課題(確認問題)60%、および最終授業のまとめの試験40%を総合して評価する。
試験・課題に対するフィードバック方法
課題については、翌週授業内で解説します。
学生へのメッセージ
領域「環境」について全体的に学んでいきます。3年次の指導法でより具体的な指導について学んでいきますので、問題意識をもって取り組みましょう。
20分以内の遅刻3回につき、1回の欠席とします。
オフィスアワー
火曜日11:30-13:00(研究室)
教科書・参考書
教科書:『エピソードから楽しく学ぼう環境指導法』(創成社)
参考書:適宜紹介します