講義情報
講義名: 情報処理基礎Ⅰ(K1D)
教員: 桑原 明栄子
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:金曜 6時限
科目番号(科目ナンバリング)
XAEA102A
授業のテーマと目標
テーマ
今後の大学生活および社会人としての生活に不可欠なパソコンやネットワークについての基礎的な知識と技能を修得することを目標とし、情報収集、情報処理、情報発信のテクニックを身につけます。具体的には、情報の収集(インターネットを利用した検索)、情報の操作(表計算の操作)、文書の作成(ワープロ)、プレゼンテーション用スライド作成を実習します。最終的に情報処理技能を駆使し、図表を含む説得力ある内容のレポートや論文の文書を作成できるようになることが目標です。あわせて、情報科学、コンピュータの動作原理、インターネットテクノロジー、インターネットの歴史、情報倫理などについての講義も行い、ネットワーク化されたコンピュータ環境における個々の行為が引き起こす結果を想像できるようになってもらいたいと考えてます。
目標
授業の具体的な目標は以下の4つになります。1.パソコンを使い慣れ基本的な操作を習得すること。2.パソコンを活用してレポートや論文、表計算や図表などの作成方法を理解すること。3.研究の発表やプレゼンテーションの方法などを理解すること。4.指定した学士力を修得すること。
初年次教育に係る科目
本講義では大学での学修に必要なPC スキル、レポートやプレゼンテーション資料の作成と手法、その他情報の活用などについて学びます。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-CP3:資格に適う力を身に着けること。
DP-CP4:社会に貢献する力を身につけること。
DP-C2:教育・保育・福祉等に関する職能を身につけること。
DP-C3:専門的知識・技能を利活用できる就業力を身につけること。
身につけるべき学士力
C-6:獲得した知識・技能を総合的に活用し、課題に適用し、解決できる。
D-9:情報や知識を多角的・論理的に分析し、表現できる。
D-10:既存の知識を活用して、新しい価値(アイデア、生産物、方法等)を生みだせる。
I-29:状況に応じた社会的スキルを身につけている。
M-51:他者に情報を適切に伝達する素材をつくることができる。
授業の内容と計画
第1回
ガイダンス:情報システムの利用方法1 パソコンの操作方法とCoLSについて2 ファイルシステム3 情報セキュリティ、確認テスト①
第2回
電子メールと情報検索:1 Gmailの使い方2 Webブラウザによる情報検索と演習問題2.3、3 演習問題2、3の解説、確認テスト②
第3回
文書作成ソフトの使用方法①:1 Wordの起動、演習問題3.1出題、2 演習問題3.1解答、Shiftキーを使った入力と演習問題3.2出題 3、 演習問題3.2解答、カタカナの入力と演習問題3.3出題、4 演習問題3.3解答、アルファベットの入力と演習問題3.4出題、5 演習問題3.4解答、文書の保存と終了と演習問題3.5出題 6 書式の設定と演習問題3.6出題 7 演習問題3.6の解説 8 ヘッダーとフッターの挿入の編集と演習問題3.7出題 9 演習問題3.7の解説 10 文字のフォントとサイズと演習問題3.8出題 11 演習問題3.8の解説 12 文字の装飾と演習問題3.9.1・3.9.2出題 13 演習問題3.9.1・3.9.2解答、演習問題3.9.3・3.9.4出題 14 演習問題3.9.3・3.9.4回答、演習問題3.9.5・3.9.6・3.9.7出題、15 演習問題3.9.5・3.9.6・3.9.7解答、演習問題3.9.8出題、16 演習問題3.9.8解答、演習問題3.9.9出題、17 演習問題3.9.9解答、演習問題3.9全体の解説、ファイルの提出について、確認テスト③
第4回
文書作成ソフトの使用方法②:1 段落番号と箇条書き、演習問題3.10出題、2 演習問題3.10の解説、文字の移動と演習問題3.11出題、3 演習問題3.11の解説、文字の割付けと演習問題3.12出題、4 演習問題3.12の解説、文字のコピーと貼り付けと演習問題3.13出題、5 演習問題3.13の解説、検索と置換と演習問題3.14出題、6 演習問題3.14の解説、記号と特殊文字の入力と演習問題3.15出題、7 演習問題3.15の解説、数式の入力と演習問題3.16出題、8 演習問題3.16の解説、手書き入力と演習問題3.17出題、9 演習問題3.17の解説、ワードアートと演習問題3.18出題、10 演習問題3.18の解説、文章の段組みと演習問題3.19出題、11 演習問題3.19の解説、確認テスト④
第5回
文書作成ソフトの使用方法③:1 クリップアートと演習問題3.20出題、2 演習問題3.20の解説、図形の描画と演習問題3.21出題、3 演習問題3.21の解説、スマートアートと演習問題3.22出題、4 演習問題3.22の解説、5 表の作成、6 行・列の挿入と削除、7 列幅の変更、8 セルの結合と分割、9 表の文字の中央揃え・右揃え・左揃え、10 表のデザインと演習問題3.23出題、11 演習問題3.23の解説、確認テスト⑤
第6回
文書作成ソフトの使用方法④:1 ドロップキャップと演習問題3.24出題、2 演習問題3.24の解説、ページ罫線と演習問題3.25出題、3 演習問題3.25の解説、4 印刷方法と画面操作、5 課題作成、確認テスト⑥、課題提出
第7回
表計算ソフトの使用方法①:1 Excelの基本操作と画面構成、2 例題1 データの入力、3 データの保存、確認テスト⑦、
第8回
表計算ソフトの使用方法②:1 例題2 合計の算出、平均の算出、2 例題3 簡単な計算(SUM関数とAVERAGE関数)、3 例題4 セルのコピーの利用(MAX関数とMIN関数)、確認テスト⑧
第9回
表計算ソフトの使用方法③:1 例題5 表の形式の調整①(小数点の表示桁数の調整)、2 例題5 表の形式の調整②(数値を文字として入力する)、3 例題5 表の形式の調整③(罫線を引く、セルの結合と解除)、4 例題6 絶対参照と相対参照、列幅の調整、合計の算出、単価の表示形式を金額の表示形式に修正する、5 例題6 絶対参照を用いた割合の算出、パーセント表示、6 文字列の表示(縮小表示、折り返して全体を表示、任意の箇所での折り返し、縦書き)、7 フォントの加工(上付き文字・下付き文字への変更)、確認テスト⑨
第10回
表計算ソフトの使用方法④:1 グラフの特徴と各部の名称、2 例題7 棒グラフの作成とグラフの編集、3 例題8 Excelで作成した表やグラフをWordに貼り付ける、確認テスト⑩
第11回
表計算ソフトの使用方法⑤:1 例題9 並び替え、2 例題10 条件付き並び替え、3 例題11 フィルターを用いたデータの抽出、4 例題12 条件付き書式による書式設定、5 例題13 RANK関数(RANK.EQ関数)で順位を求める、6 例題14 COUNTIF関数で人数を求める、確認テスト⑪、表計算ソフトを用いた演習問題:1 演習問題4.1出題、2 演習問題4.1解説、演習問題4.2出題、3 演習問題4.2解説、演習問題4.3出題、4 演習問題4.3解説、演習問題4.4出題、5 演習問題4.4解説、演習問題4.5出題、6 演習問題4.5解説、演習問題提出
第12回
プレゼンテーションソフトの使用方法①:1 プレゼンテーションの基本操作と画面構成、2 例題1 スライド作成(文字の入力、フォントの変更)、3 例題2 スライドの追加(スライドの追加、任意の箇所に文字を入力する、スライド番号の挿入)、4 例題3 スライドショーの実行、確認テスト⑬
第13回
プレゼンテーションソフトの使用方法②:1 例題4 スライドデザインの変更、2 例題5 画面の切り替えの設定と解除、3 例題6 アニメーションの設定と削除、4 例題7 図の挿入と文字入力、確認テスト⑭
第14回
プレゼンテーションソフトを用いた演習問題:1 演習問題5.1出題、演習問題提出、最終試験

定期試験:実施しない

※パソコンのオフィスツールのバージョンやOSによっては、動画と仕様が少々異なる場合がございますので、予めご了承ください。
※授業の進行や社会情勢によっては、変更する場合があります。
事前学習・事後学習
本科目は、本学eラーニングシステムのCoLSを用いるので、受講前にCoLSの操作方法等を確認しておいて下さい。 また、Webを用いた演習授業のため、単位認定には全授業の動画を閲覧していることと、全ての確認テストに合格していることが必須です。受講期間内に終了できるよう、学習を進めるようにしてください。


<事前学習>()内は目安の時間
次回授業で扱う範囲について教科書をあらかじめ読み、必要に応じて関連事項について調べてください。(2時間)
<事後学習>
動画内や教科書で指示された課題の作成及び、振り返りのためのオフィスツールの使用を行ってください。  (2時間30分)
アクティブラーニングの実施
知識習得の要素をメディア授業で済ませ、知識確認等の要素を教室で最終試験を行います。
ICTの活用
Webを用いた演習授業です。単位認定には、全授業の動画を閲覧していることと、全ての確認テストに合格していることが必須ですので、受講期間内に終了できるよう、学習を進めるようにしてください。
成績評価方法と基準
<評価基準>
S:到達目標を完全に達成している
A:到達目標をほぼ完全に達成している
B:到達目標を十分に達成している
C:到達目標を達成している
E・ F :到達目標を達成していない

<評価方法>
基準に達しているか否かは以下の方法で判断します。
全メディア授業の視聴ならびに確認テストの合格のうえ、最終試験40%と、提出課題60%の合わせて100%で評価します。
試験・課題に対するフィードバック方法
Cols上で提出された課題に対して適宜お知らせの送信を通じて講評コメント等のフィードバックを行います。
学生へのメッセージ
受講前に学生便覧のパソコン利用規約をよく読んで、規約を遵守してください。 また、eラーニングシステムが可能なパソコンを予めご用意してください。
オフィスアワー
授業に関する質問相談などはCoLs上のフォーラム機能を利用した掲示板およびメールにて受け付けます。
教科書・参考書
教科書:Microsoft Office を使った情報リテラシー演習テキスト / 杉本 雅彦・郭潔 蓉・岩﨑 智史 / ムイスリ出版 / 教科書
参考書:特になし。