講義情報
講義名: 社会科学概論
教員: 森下 一成
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:金曜 4時限
科目番号(科目ナンバリング)
XENA106A
授業のテーマと目標
この講義では社会科学の基礎を学びます。
モチベーション行動科学部では、経営学・教育学・心理学を中心に学びますが、これらの学問はすべて社会科学という学問分野に属します。

たとえば、中学校の社会科という科目のなかには地理分野・歴史分野・公民分野があるように、社会科学のなかに経営学・教育学・心理学があるのです。

社会科学は、文字どおり、社会を科学する学問ですから、経営学・教育学・心理学以外に、法学、政治学、経済学など、社会の動きを解明するためのさまざまな学問が含まれています。この講義では、経営学・教育学・心理学をこれから学ぶ皆さんの役に立ち、皆さんのこれからの生活にも役立つ社会科学の基礎を学んでもらおうと思っています。

目標
①社会科学、なかでも経済学、法学、政治学の基礎的な用語・概念を修得することができる。/②修得した用語や概念を用いて、身近な事象を把握し、分析できる。/③修得した用語や概念を用いて、現代社会のさまざまな事象を把握し、分析できる。/④身近な社会や現代社会におけるさまざまな事象の分析を通じて、問題解決に至る構想を組み立てることができる。
上記と併せて「身につけるべき学士力」の修得が必要となる。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-M2 他者と関わる力を身につけること
DP-M3 組織を動かす力を身につけること
身につけるべき学士力
K-53:国内外の社会情勢を理解する広い視野をもつことができる。
M-47:モチベーションやリーダーシップに関する専門的知識に基づいて行動できる。
N-52:組織のなかで自分の立場を理解し、運営にかかわることができる。
N-54:組織経営を円滑化する戦略的な思考ができる。
N-55:さまざまな実践経験をもとに地域の人びとと連携できる。
授業の内容と計画
第1回 ガイダンス:社会科学を学ぶことの意味

第2回 人と社会と国 その移り変わり

第3回 生産という行動と商品

第4回 商品を交換する市場

第5回 景気の変動

第6回 政府による景気の調整

第7回 税と公共財

第8回 政府の役割 内閣

第9回 政府に国民の声を反映させる 国会

第10回 司法という作用

第11回 地方自治とコミュニティ

第12回 自由の価値

第13回 福祉の価値

第14回 まとめ

定期試験:実施しない
※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。
事前学習・事後学習
授業以外に以下の事前・事後学習が必要です。(目安の時間数)
事前学習:次回授業で扱う範囲について教科書をあらかじめ読み、必要に応じて関連事項について調べておく。(2 時間)
事後学習:授業内容を振り返り、ノートにまとめる。レポート課題を課す場合はレポートを作成する。(2 時間 30 分)

アクティブラーニングの実施
課題をどのように解決するか、演習を課します(課題解決型学習)。
ICTの活用
CoLSを用いて課題の設定を実施するので必ず見るようにしてください。
実務経験を生かした授業の実施
足立区をはじめ、さまざまな企業、自治体、住民組織などと協働してコミュニティをデザインした経験を講義に活用します。
成績評価方法と基準
<成績評価基準>
S 到達目標を完全に達成している。
A 到達目標をほぼ完全に達成している。
B 到達目標を十分に達成している
C 到達目標を達成している
E 到達目標を達成していない
<成績評価方法>
レポート(50%),小テスト及びリアクション・ペーパー(講義時)(50%)で評価します。
試験・課題に対するフィードバック方法 CoLSなどのICTによってあるいは教場で、試験・課題に対して全体あるいは個別に講評をおこないます。


試験・課題に対するフィードバック方法
CoLSなどのICTによってあるいは教場で、試験・課題に対して全体あるいは個別に講評をおこないます。
学生へのメッセージ
この講義で学ぶ社会科学の知識は皆さんがこれから生きていく上で必要な知識です。

「何のために働くのか」「貯蓄をどのように運用するべきなのか」「争いごとに巻き込まれたらどのように法律で解決するのか」などなど、知識を学び、センス(使うべき時に使うことのできる感覚)を養います。

この学びが充実してくると、就活の際の一般教養試験(時事問題含む)、教員採用試験や公務員試験を通る力が身につきます。先行き不透明な時代を生き抜く力を身につけてください。
オフィスアワー
初回講義時にお伝えします。
教科書・参考書
ありません
講義時にレジュメを配布します。