講義情報
講義名: 乳幼児心理学(講義)(心理)
教員: 渡辺 千歳
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:秋学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:金曜 3時限
科目番号(科目ナンバリング)
XDIB104A
授業のテーマと目標
人間の発達の特殊性、乳幼児の認知、愛着や対人関係、自己認識や自己統制、情緒、ことばとコミュニケーション、遊びや友達関係、他者理解や道徳性の発達について、さらに、保育と子育て支援、発達障害、発達診断などについて幅広く学習する。

◎授業の到達目標
(1)乳幼児期の様々な発達について理解する。
(2)乳幼児に対する大人の適切な関わりについて学ぶ。
(3)発達の障害や支援について学ぶ。
(4)指定された学士力を修得する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
CP1:専門的知識と技能を身につけること。
CP2:研究する力を身につけること。
P2:心理学に関する専門的知識と技能を身につけること。
P3:心理職としての専門的知識と技能を身につけること。
身につけるべき学士力
E- 16:自分と周囲の人々や物事の関係性を理解できる。
C - 5:問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
D - 9:情報や知識を多角的・論理的に分析し、表現できる。
H-23:人の行動や言葉の深い意味を理解できる。
H-24:心理学的な枠組みで人間の心の働きを理解できる。
H-22:子どもの多様な発達プロセスを科学的にとらえることができる。
授業の内容と計画

第1回:発達の基礎
第2回:発達段階説から見た乳幼児期
第3回:姿勢・運動の発達
第4回:言語獲得の過程
第5回:自己と情動の発達
第6回:ピアジェの発生的認識論・感覚運動期
第7回:前操作期の特徴
第8回:乳児期の認知発達
第9回:愛着の発達
第10回:遊びと友達関係の発達
第11回:発達のアセスメント
第12回:発達の障害
第13回:乳児期の発達のつまずき
第14回:乳幼児を取り巻く社会・まとめ
第13回:障害を持つ子どもの理解と支援
第14回:乳幼児健診・乳幼児をとりまく社会

授業の進行によって学びの内容や順番は変更する場合がある

事前学習・事後学習
[事前学習](2時間)
次の授業に向けてCoLSに配布資料をアップロードするので、それを読んで学習する。
[事後学習](2時間半)
学んだ授業内容や配布した資料などを復習し,確認テストを受け、わからなかった事項を調べる。
アクティブラーニングの実施
グループワークおよび発表をする場合がある。
ICTの活用
  • 事前学習・事後学習は,CoLSで実施するのでパソコンを用いる。
  • 発表を行う際にはパワーポイントで発表資料を作成する。
実務経験を生かした授業の実施
実務経験:臨床発達心理士
実務経験を生かした授業の実施:保健所での発達相談や保育園巡回指導講師の経験から、乳幼児の発達について事例を交えて講義を行う。

成績評価方法と基準
[評価基準]
S:到達目標を完全に達成している
A:到達目標をほぼ完全に達成している
B:到達目標を十分に達成している
C:到達目標を達成している
E&F :到達目標を達成していない

[評価方法]
到達目標が達成されているかを,以下の方法で総合的に判断し評価する。
 毎回授業後に行う確認テスト 60%授業内提出物等40%
試験・課題に対するフィードバック方法
確認テストは終了後すぐに結果がフィードバックされる。
学生へのメッセージ

  • 20分以内の遅刻3回で欠席1回になります。
  • 出席管理は自分で行ってください。
オフィスアワー
初回授業で説明する。
教科書・参考書
教科書:はじめて学ぶ発達心理学
参考書:授業内で参考資料を配布,紹介する。

その他