講義情報
講義名: パーソナリティ心理学(保教)
教員: 鈴木 公啓
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:金曜 3時限
科目番号(科目ナンバリング)
XCIC110A
授業のテーマと目標
テーマ
「パーソナリティ(人格・性格)」について,その概念について,演習等をおこないながら説明をおこなう。また,理論(パーソナリティの類型,特性等),形成過程,測定法などについても,具体例を交えながら解説する。
到達目標
(1)自他の「パーソナリティ」について理解する
(2)他の心理学の領域とを学ぶ際に有用な基礎知識を獲得する
(3)指定した学士力を修得する
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
CP1 専門的知識と技能を身につけること
CP3 資格に適う力を身につけること
P2 心理学に関する専門的知識と技能を身につけること
P4 人間性や心の豊かさを培うスキルを身につけること
身につけるべき学士力
A-2:意見や立場の違いを理解し、受け入れることができる
C-6:獲得した知識・技能を総合的に活用し、課題に適用し、解決できる
H-24:心理学的な枠組みで人間の心の働きを理解できる
J-32:場面に必要な表現ができる
授業の内容と計画
第1回
講義の進め方の説明およびパーソナリティ心理学の概要説明
第2回
個人差について
第3回
構成概念の個人差について
第4回
パーソナリティについて
第5回
社会的認知
第6回
パーソナリティ心理学の歴史
第7回
社会構成主義
第8回
特性論
第9回
遺伝
第10回
行動遺伝学
第11回
環境との相互作用
第12回
発達
第13回
パーソナリティ心理学の歴史
第14回
総まとめ

※授業の進行状況や社会情勢によって、変更する場合がある。

事前学習・事後学習
この授業は半期14回2単位の科目であるため,授業前学習および授業後学習が270分必要です。
事前学習:次回授業で扱う範囲について確認し,必要であれば関連事項について調べる。課題が課された場合はおこなった課題を見直す(2時間)
事後学習:授業内容を振り返り,理解を深める。課題等を課されている場合は,それに取り組む(2時間30分)
アクティブラーニングの実施
前半部分に,グループワーク等の演習を実施する。
ICTの活用
コンピュータやプロジェクなどを活用して、資料などの提示をおこなう。
成績評価方法と基準
<評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・ F :到達目標を達成していない。

<評価方法>
基準に達しているか否かは,授業ごとの理解度確認テスト及び提出物の成績(40%)および最終確認テスト(60%)
で判断する。
試験・課題に対するフィードバック方法
課題等について授業内で解説します。
学生へのメッセージ
・この授業により,パーソナリティ,ひいては人について「考える」ことに今まで以上に取り組んでもらうことを期待します。
・チャイムから20分を越えた遅刻については,欠席扱いとなります。
オフィスアワー
金曜日4限(仮)
本館313研究室
教科書・参考書
教科書:鈴木公啓・荒川歩・太幡直也・友野隆成 (2018)パーソナリティ心理学入門  ナカニシヤ出版
参考書: 小塩真司 (2010)はじめて学ぶパーソナリティ心理学 ミネルヴァ書房