講義情報
講義名: 情報処理応用A
教員: 杉本 雅彦
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:金曜 2時限
科目番号(科目ナンバリング)
XAEC201A
授業のテーマと目標
授業のテーマ
情報処理基礎Ⅰを修得済みの学生を対象とし、情報処理の応用力を高めることを目指す選択科目です。また、これまでの教育課程でプログラミングを学修する機会のなかった学生を対象に、コンピュータの初歩的なアルゴリズムの考え方を演習を通して学修します。

到達目標
(1)プログラミング未経験者を対象に、初歩的なビジュアルプログラミングやテキストコーディングの講義と演習を通して、物事を筋道立てて考えるアルゴリズムの基礎を理解できるようになる。
(2)ビジュアルプログラミングの視覚的オブジェクトを使ってプログラムを作成し理解する。
(3)テキストコーディングのプログラミング言語を使ってプログラムを作成して理解する。
(4)指定した学士力を修得 する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-M1-個人をみつめる力を身につけること。
DP-M2-他者と関わる力を身につけること。
身につけるべき学士力
汎用的スキル
C 情報収集―分析―解釈―表現・発信する力(課題を解決する力)― 5 問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
D 創造し表現する力(創造力)― 8 自然や社会的事象について、様々な表現方法を用いて分析し、他者に伝達できる。
D 創造し表現する力(創造力)― 10 既存の知識を活用して、新しい価値(アイデア、生産物、方法等)を生みだせる。
E コミュニケーションの力、協働する力(社会性)― 13 多様なメディアを主体的に利用し、他者と連携できる。
授業の内容と計画
第 1回: ガイダンス
第 2回: プログラミングの基礎、身近なプログラム,プログラムの誕生,プログラミング言語の種類等
第 3回: ビジュアルプログラミング(1)、プログラミング教材,プログラミングの実践
第 4回: ビジュアルプログラミング(2)、プログラミングの流れとコードの役割
第 5回: ビジュアルプログラミング(3)、乱数と変数によるアクションの変化
第 6回: ビジュアルプログラミング(4)、変数と配列,ユーザからの入力処理
第 7回: ビジュアルプログラミング(5)、構造化プログラミング
第 8回: ビジュアルプログラミング(6)、比較演算と論理演算
第 9回: テキストコーディング(1)、テキストコーディングによるプログラミングの基礎
第10回: テキストコーディング(2)、変数と関数
第11回: テキストコーディング(3)、条件分岐
第12回: テキストコーディング(4)、繰り返し処理
第13回: テキストコーディング(5)、関数の定義
第14回: 振り返りとまとめ、課題の解説

※ 授業の進度によって順番や内容を一部変更する場合があります。
事前学習・事後学習
授業以外に以下の事前・事後学習が必要です。(目安の時間数)
事前学習:LMS上で公開する教材を利用し内容を理解し、必要に応じて関連事項について調べておいてください。( 2 時間)
事後学習:授業内容を振り返り、ノートにまとめてください。レポート課題を作成しLMS上で提出してください。
(2 時間 30 分)
アクティブラーニングの実施
各自で課題制作の実習に取組みます。
また、課題の成果を発表しディスカッションを行います。
ICTの活用
この授業では、毎回コンピュータを使用して課題に取組んでもらいます。
大学から配布された、もしくは個人入手のノートパソコンは、毎回持参してください。
必要なアプリケーションソフトのインストールについては、授業で指導します。
オンデマンドで教材を配信します。
使用するアプリケーションの説明は授業内に行います。
使用するコンピュータのOSは問わないが、授業内の解説はWindowsを基本として進めます。
授業に関する連絡事項の伝達や課題提出等には、学内共通LMSのCoLSを利用します。
成績評価方法と基準
成績評価基準
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している
C:到達目標を達成している
E・F:到達目標を達成していない。
 授業で設けた目標に到達し、身につけるべき学士力を修得したとみなした場合に単位を認定します。
授業への参加状況30%、課題(含・発表)70%を基準として評価します。

評価方法
評価基準に沿って各項目を総合し、100 点満点で評価します。
平常授業の状況、課題の提出状況及び課題(含・発表)の完成度を総合して評価します。
試験・課題に対するフィードバック方法
事前課題の内容を授業内に解説します。
学生へのメッセージ
◆遅刻について
チャイムが鳴ってから20分以降の遅刻入室は欠席扱いとなります。
但し、電車の遅延等により20分以上遅刻する場合は、駅で「遅延証明書」をもらい、余白に乗車区間、学籍番号、氏名を記載して提出してください。必要に応じて補講等の措置を講じます。
オフィスアワー
火曜日10:30-12:00(本館418研究室)
教科書・参考書
必要に応じて授業で紹介します。
その他
1年生の情報処理基礎科目で学習した内容は、よく理解できるように復習しておいてください。