講義情報
講義名: 教育の方法及び技術(モチベ)
教員: 杉本 雅彦
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:金曜 1時限
科目番号(科目ナンバリング)
XEOC205A
授業のテーマと目標
テーマ
本科目は、モチベーション行動科学部の3年次の学生を対象とした中高教職課程必修です。 学校教育においては、発達段階に応じて、すべての児童・生徒に情報活用能力を身につけさせることが求められており、教師にとっては、そのための指導技術が求められるようになってきています。本科目では、学校現場において情報社会に対応した教育活動を研究、開発、実践する上で必要となる基礎的な教育方法の知識と教育技術を身につけることを目指します。また、知識を広げ、技能を向上させるために必要な自己研鑽の方法を習得します。
目標
1. 教育方法の基礎的理論と実践を理解している。2. これからの社会を担う生徒たちに求められる資質・能力を育成するための教育方法の在り方(主体的・対話的で深い学びの実現等)を理解している。3. 学級、生徒、教員、教室、教材など授業を構成する基礎的な要件を理解している。4. 学習評価の基礎的な考え方を理解している。5. 話法、板書等、授業を行う上での基礎的な技術を身に付けている。6. 基礎的な学習指導理論を踏まえて、目標・内容、教材・教具、授業、学習形態、評価規準等の視点を含めた学習指導案を作成することができる。7. 生徒たちの興味・関心を高めたり課題を明確につかませたり学習内容を的確にまとめさせたりするために、情報機器を活用して効果的に教材等を作成・提示することができる。8. 生徒たちの情報活用能力(情報モラルを含む)を育成するための指導法を理解している。9.指定した学士力を修得 する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-M1-個人をみつめる力を身につけること。
DP-M2-他者と関わる力を身につけること。
身につけるべき学士力
D-10:既存の知識を活用して、新しい価値(アイデア、生産物、方法等)を生みだせる。
E-11:自分の意見をわかりやすく伝えることができる。
E-13:多様なメディアを主体的に利用し、他者と連携できる。
L-45:人間の成長発達を理解できる。
L-46:客観的な視点で人間行動を理解し分析できる。
M-51:他者に情報を適切に伝達する素材をつくることができる。
授業の内容と計画
第1回
ガイダンス、教育方法の基礎的理論
第2回
教育方法の実践
第3回
教育方法の在り方(主体的・対話的で深い学びの実現など)
第4回
学修評価の基礎的な考え方
第5回
生徒・教員・教材など授業を構成する基礎的な要件
第6回
学習指導案の作成
第7回
指導技術の理解
第8回
情報社会の問題解決
第9回
教育方法論とは 教育の技術とは
第10回
授業における活用の仕方や実例
第11回
授業における他の教材と情報機器との連携
第12回
現代の教育方法とその評価「自ら考える力」
第13回
協同的な学びとその計画 新教育と協同学習 プロジェクト学習
第14回
情報の活用におけるモラルの指導や注意点、実際の情報機器活用を指導法する際の方法や注意点

定期試験:実施しない

※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。
事前学習・事後学習
授業以外に以下の事前・事後学習が必要です。(目安の時間数)
事前学習:LMS上で公開する教材を利用し内容を理解し、必要に応じて関連事項について調べておいてください。( 2 時間)
事後学習:授業内容を振り返り、ノートにまとめてください。レポート課題を作成しLMS上で提出してください。
(2 時間 30 分)
アクティブラーニングの実施
あらかじめ課題を課し、その結果のプレゼンテーションをもとにディスカッションを行います。
ICTの活用
授業では、コンピュータやインターネットなどを活用して、情報を収集したり選択したりします。
成績評価方法と基準
<評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している
C:到達目標を達成している
E・ F :到達目 標を達成していない。
<評価方法>
授業内容を踏まえた最終レポート(80%)、毎回の授業の最後に提出する小レポート(20%)として総合的に判断する。
試験・課題に対するフィードバック方法
事前課題の内容を授業内に解説する。
学生へのメッセージ
毎時間、必ずノートをとり理解を深めてください。そして、授業内容とテキストの内容を良く理解し、授業以外にも事前の予習や事後の復習、課題やレポート作成などの学修時間が必要になります。また、随時、講義の最後に課題をおこなうので、欠席の無いように心がけてください。
チャイムが鳴ってから 20 分以上の遅刻は原則として欠席扱いとなります
オフィスアワー
火曜2限(10:30-12:00)以外に面会希望の場合は、メールにてご連絡下さい。
教科書・参考書
教科書:中学校学習指導要領(文部科学省 最新版)、高等学校学習指導要領(文部科学省 最新版) 執筆:(編著)教職課程研究会
授業中に指示をいたします。
参考書: 授業中に適宜資料を配布します。