講義情報
講義名: 教育史
教員: 今井 康晴
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:木曜 5時限
科目番号(科目ナンバリング)
XCKE119A
授業のテーマと目標
テーマ
本授業のテーマは、教育の歴史について知見を深め、各時代背景との関連性を理解することで、市民、また教職者としての教養の涵養を目的とする。授業では、西洋と我が国の教育を歴史的に概説する。西洋では、中世、近世を中心に概説し、我が国では江戸、明治、大正、戦前・戦後に焦点をあて、教育の成り立ち、また影響を与えた教育者について講義する。
目標
西洋教育史、日本教育史における転機となった出来事などの知識を身に付ける。
同時に、我が国の教育に大きな影響を与えた人物の思想、哲学を習熟する。
日本の現在の教育を、過去の経緯から考えるという視点をもつことができるようになる。

・教育の大元となる、思想、歴史などを理解する。
・日常の教育活動を支える理論を歴史的に理解する。
・指定した学士力を修得する。



卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
卒業・学位授与方針との関係性として、下記の通りとする。

DP-CP1 専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP4 社会に貢献する力を身につけること。
DP-C1 教養的知識・技能を身につけること
DP-C4 人間性や心の豊かさを培うスキルを身につけること

身につけるべき学士力
A-1:文化・社会と自然に関する知識を理解できる。
B-3:卒業後も自律・自立して学習できる。
C-5:問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し解決できる。
J-32:場面に適正な表現が出来る
K-39:多様な情報を収集し、分析できる。
授業の内容と計画
第1回 教育史とは何かー教育と歴史の関わりについてー
第2回 古代ギリシャの教育
第3回 中世ヨーロッパの教育
第4回 コメニウス、ロックの教育
第5回 オーエン、モンテッソーリの教育
第6回 デューイの教育思想
第7回 我が国の教育史ー古代から近世ー
第8回 江戸時代の教育
第9回 貝原益軒、広瀬淡層の教育思想
第10回 吉田松陰、福沢諭吉の教育思想
第11回 明治時代の教育制度と森有礼
第12回 大正デモクラシーと教育
第13回 戦前・戦中の教育
第14回 教育史から読み解く我が国の教育

定期試験:実施しない

※授業の進行状況や社会情勢によって、変更する場合がある
事前学習・事後学習
事前学習:次回授業で扱う範囲について、必要に応じて関連事項について調べておく。教育に関わるニュースをチェックしておくこと。
事後学習:授業内容を振り返り、ノートにまとめる。学んだ内容が、現代の教育にどのように生かされるか習熟する。
※事前・事後学習の実施に際して、教材「Utokyo.TV」を自主学習ツールとして使用を促す

※「事前・事後の必要学習時間」(2単位14回≒270分)

アクティブラーニングの実施
各回グループワーク、ディスカッションを行う。
ICTの活用
DVD、動画などを活用する。
成績評価方法と基準
<評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・F:到達目標を達成していない。

<評価方法>
①授業参加による評価②筆記試験(定期試験)
上記の①20%と②80%で評価を行う。

●遅刻欠席の取り扱いは、20 分以内の遅刻 3回で欠席 1 回、欠席5回で単位取得はできなくなります
試験・課題に対するフィードバック方法
リアクションペーパーを用いて、フィードバックを行う。
学生へのメッセージ
出欠席については、東京未来大学の規定に則るため、遅刻および電車などの遅延証明書がある場合には、証明書の裏面に、学籍番号・氏名を記入し、授業終了後に担当者に提出すること。
オフィスアワー
木曜日12:00~13:30
教科書・参考書
教科書:特になし
参考書:特になし