講義情報
講義名: 地域連携Ⅰ
教員: 郭 潔蓉, 森下 一成
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:木曜 5時限
科目番号(科目ナンバリング)
XAHA109
授業のテーマと目標
テーマ
国内外の地域連携活動における様々な分野での活動や地域性などを学び、その社会的意義や課題についての基礎的な理解を深めます。本学の所在する足立区だけでなく、その他の国内外の自治体ならびにNPOなど、地域に関わる諸団体から地域連携の取り組みや現状について学ぶことで、地域連携活動に求められているものや課題が見えてきます。/この講義では、上記のような学びをもとに国内外における実際の地域連携活動に参加し、教室での学びと教室外での実践を通して、課題解決に向けた構想力と実践力の基礎を養うことをねらいとしています。
目標
①さまざまな国内外の地域連携活動の実例に触れ、身近な地域連携活動と比較考察し、地域の課題を意識する。/②一市民として地域連携活動における自己の役割やあり方について理解し、説明できるようにする。/③実際に国内外の地域連携活動に参加し、その意義を肌で感じることで、今後も地域連携活動に参加していく素地を醸成する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-M2 他者と関わる力を身につけること
DP-M3 組織を動かす力を身につけること
身につけるべき学士力
A-2:意見や立場の違いを理解し、受け入れることができる。
A-4:目標を設定し、自ら進んで取り組むことができる。
E-12:相手の意見を丁寧に聞くことができる。
E-14:他者と協調して行動できる。
F-18:よりよい社会を実現するために、自らの資質を活かして積極的に社会に関与できる。
授業の内容と計画
第1回
ガイダンス 地域連携活動の意義について
第2回
地域連携活動紹介 公共キャリア
第3回
活動先の選定と計画
*第3回以降、計画書を提出して許可を受ければ活動できます。
第4回
地域活動主体との対話 NGO/NPO
第5回
地域活動主体との対話 コミュニティビジネス/CSRなど
第6回
地域活動主体との対話 さまざまな地域主体
第7回
地域連携基礎 計画書作成
第8回
地域連携基礎 計画書提出
第9回
地域連携基礎 計画に向けた準備
第10回
地域連携基礎 計画の実践
第11回
地域連携活動 実践の検証
第12回
地域連携活動 振り返りを生かした実践
第13回
地域連携活動報告書の作成
第14回
これまでのまとめ

定期試験:実施しない

※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。
事前学習・事後学習
授業以外に以下の事前・事後学習が必要である。(目安の時間数)
事前学習:次回授業で扱う範囲について教科書をあらかじめ読み、必要に応じて関連事項について調べておく。(2 時間)
事後学習:授業内容を振り返り、ノートにまとめる。レポート課題を課す場合はレポートを作成する。(2 時間 30 分)
アクティブラーニングの実施
国内外の地域連携活動を実践する。
ICTの活用
CoLSを用いてレポート等を課しますので、必ず見るようにしてください。
実務経験を生かした授業の実施
自治体や他の地域主体との協働の経験を講義に活用します。
SDGsに係る科目
目標:16.持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
ターゲット:
16.7 あらゆるレベルにおいて、対応的、包摂的、参加型及び代表的な意思決定を確保する。
内容:
この講義ではコミュニティレベルにおける協働を通じて包摂的、参加型及び代表的な意思決定に参加し、その確保の一助となる。
成績評価方法と基準
<成績評価基準>
S 到達目標を完全に達成している。
A 到達目標をほぼ完全に達成している。
B 到達目標を十分に達成している
C 到達目標を達成している
E 到達目標を達成していない

<成績評価の基準>
授業の目標を成績評価の基準とします。/<成績評価の方法>講義時に実施するリアクションペーパーまたは小課題(50%)、地域連携実践活動(50%)。主体的な参画と実践を重視して評価します。
試験・課題に対するフィードバック方法
CoLSを用いて試験・課題に対するフィードバックを全体あるいは学生個々に行います。
学生へのメッセージ
本授業において対象とする地域連携活動は、以下のとおりです。/①地域連携センターが公募する地域連携活動/② ①.以外の活動であって、地域連携センターが地域連携活動として認定した活動/③他の授業において実施する学外活動や資格・免許等の取得を目的とする活動は対象としません。/④開講前に終了している活動については、対象としません。ただし、開講後も継続している活動については、地域連携センターが特に認めた場合は対象とすることがあります。/④活動時間は、準備や打ち合わせに係る時間を含みます。ただし移動時間は含みません。
オフィスアワー
講義時に伝達します。
教科書・参考書
教科書:開講時に指示します。
参考書:同上