講義情報
講義名: レクリエーション論④
教員: 髙橋 紀子
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:木曜 4時限
科目番号(科目ナンバリング)
XADC103A
授業のテーマと目標
テーマ
①レクリエーションとは生活を豊かにすること
②レクリエーション活動とは楽しさを通した心を元気づくりの活動について知り入りかを深める。

目標
①レクリエーションの意義と目的を理解する。
②レクリエーション活動についての理解を深める。
③子ども分野 教育分野 福祉分野など様々な対象にレクリエーション活動支援を行う際に必要な知識を習得する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
.DP-CP1:専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP3:資格に適う力を身につけること。
DP-C1:教養的知識・技能を身につけること。
DP-C4:人間性や心の豊かさを培うスキルを身につけること。
身につけるべき学士力
A-1:文化・社会と自然に関する知識を理解できる。
B-3:自律・自立して生涯学習できる。
C-6:獲得した知識・技能を総合的に活用し、課題に適用し、解決できる。
D-9:情報や知識を多角的・論理的に分析し、表現できる。
E-11:自分の意見をわかりやすく伝えることができる。
F-18:よりよい社会を実現するために、自らの資質を活かして積極的に社会に関与できる。
I-23:人の行動や言葉の深い意味を理解できる。
J-37:実践に基づいた正確な記録を作成し、記述できる。
K-40:対象者の行動を把握し、分析・考察できる。
M-49:対人コミュニケーション理論にもとづいたコミュニケーションができる。
授業の内容と計画
第1回 オリエンテーション レクリエーションとレクリエーション活動について理解を深める。(レクリエーション活動の意義 目的に即し心を元気にできるようなレクリエーション活動支援とは何かを知る。)
レクリエーションインストラクターの資格取得についての説明。
第2回 楽しさをとおした心の元気づくりと対象者に即したレクリエーション活動支援について(マズローの5段階欲求・フロー理論に即したレクリエーション活動支援の仕組みについて理解する。)
第3回 ライフステー時ごとの心の元気のづくりの課題から子どもから高齢者や障がいのある人の心の元気づくりの課題 地域のきずなとレクリエーション活動支援とは何かについて考え理解を深める。
第4回 信頼関係づくりの理論(レクリエーション活動支援におけるコミュニケーションワークとは何かを知る。)
第5回 良好な集団作りの理論(レクリエーション活動支援における(集団を介したコミュニケーションワークとは何かを知る。)
第6回  自主的、主体的に楽しむ力を育む理論(やる気 モチベーション 士気 志気への変化 成功体験を支えあう対象者のかかわりなど)
第7回 信頼関係づくりの方法 ホスピタリティ理論 (バイスティック7原則に即した理解 受容とはなにか 対象者との意思疎通を促進するコミュニケーション技術とは何かを知る。)
第8回 良好な集団作りのアイスブレイキングとは そのエビデンスとは(段階を追ったコミュニケーションを促進するためのレクリエーション活動の進め方とは何かについて理解する。)
第9回  自主的・主体的に楽しむ力を育むレクリエーション活動の展開方法について学ぶ(導入段階 交流段階 発展段階のながれととそれぞれの目的について理解をする。)
第10回 福祉領域 教育領域の広義 狭義 対象者の特徴について理解を深める(乳幼児 学童 児童 青少年期 壮年 高齢期 障がい児・者 多様性のある人々についてなど)
第11回 第10回の対象に即したレクリエーション活動支援における集団を介した個別活動支援について配慮等について 理解を深める
第12回 リスクマネジメントの基本的考え方(リスク回避と問題が生じたときの対処の方法について理解する)
第13回 レクリエーション活動支援のプログラムの立案方法と立案(対象者の目線に立った立案をおこなう。)
第14回 第13回の立案したものについてグループで確認しフィードバックしあうことにより 質を高める 振り返りとまとめ


定期試験:実施しない

※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。
事前学習・事後学習
事前学習:次回授業のテーマに関する配布資料や参考書などを読み、必要に応じて関連事項をWebなどで調べておく(2時間)。
事後学習:授業内容を振り返り、要点をノートにまとめる。また、レポート課題がある場合にはレポートを作成する(2時間30分)
アクティブラーニングの実施
各回理論を通して グループワーク 個別ワークを通して 理解を深めていただきます
ICTの活用
様々な現場での状況等について動画等をとおして視聴し理解を深めていただきます。
実務経験を生かした授業の実施
〇実務経験:忍たま乱太郎キャンプ  ユニバーサルキャンプ 認知症キャンプ 無人島キャンプなど企画 立案実施 また喘息時のキャンプの実施 企業 学校 福祉領域における レクリエーションをテーマとして講演 また幼児 障がい児・者 高齢者の体操教室 いやいや期の遊びと運動など チャレンジスクールの福祉教諭 都内某区の学習支援 児童相談所等での相談支援 未成年後見 成年後見支援 司法福祉に関する未成年 成年の支援等 社会福祉士としての独立型事務所
実務経験を生かした授業の実施:実務経験を生かした 様々な角度から獲得してほしい視点等について 実際の事例を通して授業を進めていきます。
成績評価方法と基準
<評価基準>
S :到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に到達している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E F:到達目標に達成していない。
<評価方法>
授業への参加状況(30%)、小レポート課題(30%)、レポート課題(40%)を基準とします。これらを総合して評価します。

試験・課題に対するフィードバック方法
授業内及びコルズ等で行います。
学生へのメッセージ
授業の特徴として、理論(エビデンス)にもとづいたレクリエーション活動支援とは何か グループワーク 個人ワークを通して一緒に考え そしてスキルを獲得していけるように一緒に学びを進めていきましょう。適宜質問等は 授業内 授業前後 メールなどでおねがいいたします。
オフィスアワー
初回にお伝えいたしたします。
教科書・参考書
テキストのありません。
参考図書 楽しさをとおした心の元気づくり(レクリエーション支援の理論と方法) 公益財団法人 日本レクリエーション協会
参考資料:必要に応じて資料を配布