講義情報
講義名: 時事事例研究B
教員: 田澤 佳昭
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:秋学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:木曜 2時限
金曜 2時限
科目番号(科目ナンバリング)
XENF214A
授業のテーマと目標
〈授業のテーマ〉
最近の政治や社会における出来事を題材として、将来起こりうる事態を想定し、その対応策を、討議し導き出す力を身につけることを目指す。そのために必要となる情報を、適切に収集・活用する力を身につける。

〈目標〉
最近の政治や社会における出来事について、
1) われわれの生活に与える影響を考えられるようになる
2) 現在に至るまでの経緯を長期の視点で捉えられるようになる
3) 対応策について、客観的事実に基づいて、自分の意見を導き出せるようになる
4) 必要な情報を、適切に収集・活用できるようになる
5) ChatGPTを適切に活用して研究する方法を身につける
6)「身につけるべき学士力」を修得する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-M2-他者と関わる力を身につけること。
DP-M3-社会に貢献する力を身につけること。
身につけるべき学士力
〈汎用的スキル〉
C-6 獲得した知識・技能を総合的に活用し、課題に適用し、解決できる。
D-9 情報や知識を多角的・論理的に分析し、表現できる。

〈専門的スキル〉
M-51 他者に情報を適切に伝達する素材をつくることができる。 
N-53 国内外の社会情勢を理解する広い視野をもつことができる。
授業の内容と計画
第 1回: オリエンテーション-ICTを利用した情報の収集
第 2回: 時事問題を読み解く(1)-問題の契機と過去の経緯
第 3回: 問題の契機と過去の経緯の情報源・根拠を確認する
第 4回: 問題の契機と過去の経緯―成果報告
第 5回: 時事問題を読み解く(2)-問題の影響
第 6回: 問題の影響の情報源・根拠を確認する
第 7回: 問題の影響―成果報告
第 8回: 時事問題を読み解く(3)-問題解決への取り組み事例
第 9回: 問題解決への取り組み事例の情報源・根拠を確認する
第10回: 問題解決への取り組み事例―成果報告
第11回: 時事問題について他者と議論する
第12回: 時事問題についてレポートを作成する
第13回: レポートの情報源・根拠を明確にする
第14回: 全授業の要点解説&最終レポート提出
※ 授業の進行状況や社会情勢によって、順番や内容を一部変更する場合があります。
事前学習・事後学習
授業時間以外に毎回4時間半の事前・事後の学習時間が必要とされています。(目安の時間数)
授業内容を振り返り、授業時間外にも時間をかけて調査・研究にじっくりと取組んでください。
アクティブラーニングの実施
授業内で出された課題について、自ら調査し、将来起こりうる事態を想定して、その対応策を、討議し導き出すPBL (課題解決型学習)を実施します。
ICTの活用
・学習対象への思考や理解を深めるために、適宜ICTを用いて授業を行う。
・コンピュータやプロジェクターなどを活用して、資料などの提示や共有を行う。
・みんなの意見・考え方・作品などを共有したり比較検討したりできるようにICTを用いた授業を行う。
・授業では、コンピュータやインターネットなどを活用して、情報を収集したり選択したりする。
・自分の考えをワープロソフトで文章にまとめたり、調べた結果を表計算ソフトで表やグラフなどにまとめる。
成績評価方法と基準
〈評価方法〉
基準に達しているか否かを判断するためレポートを授業内に課す。
レポートはルーブリック評価をする。レポートを評価する観点を授業内で事前に明示するので、それを念頭においてレポートを作成すること。
最終評価は、授業への参加状況30%、課題レポート70%として総合的に評価する。

〈評価基準〉
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している
C:到達目標を達成している
E・F:到達目標を達成していない。
試験・課題に対するフィードバック方法
提出されたコメントペーパーやレポートにコメントをつけて返却する。
学生へのメッセージ
◆遅刻について
チャイムが鳴ってから20分以降の遅刻入室は欠席扱いとなります。
但し、電車の遅延等により20分以上遅刻する場合は、駅で「遅延証明書」をもらい、余白に乗車区間、学籍番号、氏名を記載して提出してください。必要に応じて補講等の措置を講じます。
オフィスアワー
金曜日15:00-16:30(本館321研究室)
事前にメールでアポをとってください
必要に応じてMeetやZoomでの質問にも対応します。
全体に関わる質問は、CoLSのフォーラムも活用してください。
mail: tazawa.yoshiaki@tokyomirai.jp
教科書・参考書
授業プリントを配布する。
教科書は、特に指定しない。
辞典・参考書など、講義中に適宜指示する。
その他
現代の出来事について調べ、将来起こりうる事態を想定し、その対応策を討議する際に、各自でChatGPTを使用して資料を作成する。
ChatGPTで作成された資料を使用する場合には、書かれた内容の真偽確認のため、客観的な根拠となる資料を見つけて併記する。