講義情報
講義名: こども保育・教育演習Ⅰ(利根川)
教員: 利根川 智子
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:金曜 3時限
科目番号(科目ナンバリング)
XCLE334A
授業のテーマと目標
・授業のテーマ
乳幼児期の社会性の発達や親子関係、保育に関して、各自の興味・関心・疑問・問題意識等に基づいて文献講読をして、わからない言葉を調べ、レジュメを作ってゼミ内で発表し、ディスカッションをすることにより、ゼミ内で学びを共有する。その中で、乳幼児の育ちや保育に関する理解を深め、実践につなげる視点をもつ。

・目標
1. 文献を読み進めて、自分の理解したことをまとめ、発表する。
2. 他者から学ぶ姿勢をもち、他者の発表に興味・関心をもって聞く。
3. 探究したいことを発見する。
4. 乳幼児の保育について理解を深め、実践につながる視点をもつ。

卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-CP1: 専門的知識と技術を身につけること。
DP-CP3: 資格に適う力を身につけること。
DP-C1: 教養的知識・技能を身につけること。
DP-C2:保育・教育・福祉等に関する技能を身につけること。
身につけるべき学士力
B-4: 目標を設定し、自ら進んで取り組むことができる。
E-11: 自分の意見をわかりやすく伝えることができる。
E-12: 相手の意見を丁寧に聞くことができる。
J-38: 自信を含めた保育・教育者の実践に対して適正な評価を行える。
K-39: 多様な情報を収集し、分析できる。
授業の内容と計画
【第1回】
・全員の自己紹介、授業の概要説明や進行に関する説明を理解

【第2回】
・文献検索方法の体験、各自またはグループで講読書籍を決定

【第3回】
・文献を読み進める(各自又はグループで書籍を講読、用語検索)

【第4回】
・文献を読み進める(各自又はグループで書籍の内容に関する理解を深めながら読む)

【第5回】
・文献を読み進める(各自又はグループで発表資料を作成)

【第6回】
・文献を読み進める(各自又はグループで発表原稿作成)

【第7回】
・文献を読み進める(各自又はグループで発表に向けて内容等を最終確認)

【第8回】
・発表(発表順に、レジュメに基づく発表と質疑応答、各発表に関するディスカッション)

【第9回】
・発表(発表順に、レジュメに基づく発表と質疑応答、各発表に関するディスカッション)

【第10回】
・発表(発表順に、レジュメに基づく発表と質疑応答、各発表に関するディスカッション)

【第11回】
・発表(発表順に、レジュメに基づく発表と質疑応答、各発表に関するディスカッション)

【第12回】
・発表のまとめ(全員の発表を終え、各回の発表に基づく対話)

【第13回】
・発表のまとめと、後期に向けて各自がこれから調べたいことを考える

【第14回】
・前期に学んだことを基に、後期の学びについてグループで考える

※授業の進行状況や社会情勢によって、変更する場合がある
事前学習・事後学習
・事前学習
文献講読、発表準備を行う。また、仲間の発表レジュメに事前に目を通す。(2時間30分)

・事後学習
発表された内容を振り返り、理解を深める。自分が発表した際に、その時間内で回答できなかった内容について、次回配布し補足説明を行うための資料を作成する。(2時間)
アクティブラーニングの実施
・発表内容に関するレジュメの作成と発表をする。
・発表内容に関するディスカッションをする。
ICTの活用
・パソコンやインターネットを利用して資料を作成する。
・パソコンやプrじぇくたーなどを活用して、資料などの提示や共有を行う。
SDGsに係る科目
4.2 2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達支援、ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
成績評価方法と基準
〈評価基準〉
S: 到達目標を完全に達成している

A: 到達目標をほぼ完全に達成している

B: 到達目標を十分に達成している

C: 到達目標を達成している

E・F: 到達目標を達成していない


〈評価方法〉
 基準に達しているか否かは以下の方法で判断する。
 課題への能動的な取組・課題解決・情報リテラシーを50%、ディスカッションや対話への参加を50%として、各項目の合計を100点に換算し評価する。
試験・課題に対するフィードバック方法
・課題、発表等については、授業内でフィードバックを行います。
学生へのメッセージ
これまで学んできたことから一歩踏み込んで、自分が保育のどのようなことに興味があるのかを探りながら、広く学んでいきます。
学ぶ中で、そして、仲間が興味をもった保育の課題から、自分の興味の幅が広がったり、より学びたいと思うことを見つけるかもしれません。この授業では、普段とは異なる物事の見方、自分とは異なる意見等について、関心をもって、理解の幅を広げていきましょう。
また、もし、学んでいく中で保育の場でその実際を知りたくなる場合には、自主的に見学先を探して訪ね、学ぶことをお勧めいたします。
オフィスアワー
・初回授業で説明後、別途コルズでお知らせします。
教科書・参考書
教科書、参考書共に、指定いたしません。授業の中で、適宜紹介いたします。