講義情報
講義名: こども保育・教育演習Ⅰ(橋元)
教員: 橋元 知子
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:水曜 2時限
授業のテーマと目標
テーマ
自らの母語習得および第二言語習得の経験と照らし合わせながら、子どもと大人の第二言語習得理論、その研究領域(特に学習者について)、および日本の学校教育における外国語(英語)習得や外国語(英語)教育の諸問題について学習する。

目標
1.自らの言語学習を振り返りながら、第二言語習得について学ぶ。
2.発表の仕方やディスカッションの進行の仕方を学ぶ 。
3.第二言語習得理論に基づいた教育現場での取り組みについての調査方法を学ぶ。
上記に加えて「身につけるべき学士力」に記載されている事項を修得する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係

DP-CP1 専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP2 研究する力を身につけること。
DP-C1 教養的知識・技能を身につけること。
DP-C3 専門的知識・技術を利活用できる就業力を身につけること。
DP-C4 人間性や心の豊かさを培うスキルを身につけること。

身につけるべき学士力
A-4:目標を設定し、自ら進んで取り組むことができる。
C-7:情報を構造化し、分析・評価・統合し、倫理的に活用できる。
E-11:自分の意見をわかりやすく伝えることができる。
E-12:相手の意見を丁寧に聞くことができる。
K-39:多様な情報を収集し、分析できる。
K-43:組織内外の人たちと連携・協働できる。

授業の内容と計画
第1回:オリエンテーション、 日本と世界の英語教育について
第2回:第1章 「グローバル社会」の英語教育➀
第3回:第1章 「グローバル社会」の英語教育②
第4回:第2章 第二言語習得プロセス①
第5回:第2章 第二言語習得プロセス②
第6回:第2章 第二言語習得プロセス③
第7回:第3章 言語習得の第一歩:インプット①・絵本
第8回:第3章 言語習得の第一歩:インプット③・歌 
第9回:第3章 言語習得の第一歩:インプット④・チャンツ
第10回:第4章 言語知識の自動化:アウトプット①・絵本
第11回:第4章 言語知識の自動化:アウトプット②・絵本
第12回:第4章 言語知識の自動化:アウトプット③・歌
第13回:第4章 言語知識の自動化:アウトプット④・チャンツ
第14回:まとめ

定期試験:実施しない
※授業の進行状況、学生状況、社会状況等によって順番や内容を一部変更する場合があります。

事前学習・事後学習
事前学習:指定された箇所についてディスカッションするための準備をする。(120分)
事後学習:ディスカッションにおいて疑問を抽出し、次回論題として提出する。(150分)

アクティブラーニングの実施
毎回の授業でディスカッションを行い、様々な人と意見交換をする。
ICTの活用
文献や論文をインターネットで検索し、パソコンで発表資料の作成などをする。
成績評価方法と基準
【成績評価基準】
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している
C:到達目標を達成している
E ・ F:目標を達成していない
【方法】
授業への参加度---40%
課題等---30%
発表---30%
として総合的に判断する。

試験・課題に対するフィードバック方法
授業内でフィードバックする。
学生へのメッセージ
英語教育と教育全体を関係づけながら、日本の英語教育のあるべき姿を模索・思考する姿勢を望みます。また、常にWhy?と疑問を持ち、わからない事は自ら積極的に調べる姿勢で参加してください。全員が準備、参加することでより濃い、深いディスカッションが展開できます。欠席をせず、充分な準備をし、授業に臨んでください。
一緒に学びの多い楽しいゼミを作りましょう!
オフィスアワー
初回授業で提示する。
教科書・参考書
教科書:「改訂版 英語学習のメカニズム―第二言語習得研究にもとづく効果的な勉強法」廣森友人 (著)  大修館書店
その他

参加学生の興味関心により、英語で遊ぼうプロジェクトに取り組む可能性があります。この場合、スケジュール変更がある旨ご了承ください。
遅刻2回で1欠席とする。