講義情報
講義名: 卒業研究・卒業論文(野中)
教員: 野中 俊介
単位: 4
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:通年
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:木曜 2時限
科目番号(科目ナンバリング)
XBLG400A
授業のテーマと目標
テーマ
臨床心理学の基本的理論と方法論に関するこれまでの学習とその応用を通して、認知行動療法などの臨床心理学的アプローチなどを用いた卒業研究の計画および準備とその実施を行う。

目標
臨床心理学の基本的理論や方法論の実際に関する理解を深め、卒業研究の実施と卒業論文の作成にかかわる知識と技術等を習得する。そのうえで卒業論文を作成できるようになる。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-CP1-専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP2-研究する力を身につけること。
DP-P2-心理学に関する専門的知識と技能を身につけること。
DP-P3-心理職としての専門的知識と技能を身につけること。
身につけるべき学士力
B-4:目標を設定し、自ら進んで取り組むことができる。
C-6:獲得した知識・技能を総合的に活用し、課題に適用し、解決できる。
C-7:情報を構造化し、分析・評価・統合し、倫理的に活用できる。
H-21:統計的なデータを読み取り、科学的根拠を用いて説明できる。
H-24:心理学的な枠組みで人間の心の働きを理解できる。
I-28:他者の立場を理解し、尊重しつつ、自分の意見も主張できる
授業の内容と計画
第1回
心理学的研究法(調査法)の実際
第2回
心理学的研究法(実験法)の実際
第3回
心理学的研究法(面接法)の実際
第4回
心理学的研究法(その他)の実際
第5回
研究計画の立案
第6回
研究計画の立案
第7回
研究計画の立案
第8回
研究計画の立案
第9回
研究計画の立案
第10回
研究計画の立案
第11回
研究の準備
第12回
研究の準備
第13回
研究の準備
第14回
研究の準備
第15回
研究の実施およびデータ分析
第16回
研究の実施およびデータ分析
第17回
研究の実施およびデータ分析
第18回
研究の実施およびデータ分析
第19回
研究の実施およびデータ分析
第20回
研究の実施およびデータ分析
第21回
分析結果の整理および考察
第22回
分析結果の整理および考察
第23回
分析結果の整理および考察
第24回
分析結果の整理および考察
第25回
分析結果の整理および考察
第26回
分析結果の整理および考察
第27回
分析結果の整理および考察
第28回
分析結果の整理および考察

*授業の進行によっては、変更する場合がある。
事前学習・事後学習
授業以外に以下の事前・事後学習が必要である。(目安の時間数)
事前学習:次回授業で扱う範囲の関連事項を調べる。発表を担当する場合はその準備を行う(2時間30分)
事後学習:授業内容を振り返る。発表を担当した場合はディスカッションをふまえて復習をする(2時間)
アクティブラーニングの実施
・研究知見を学術的にまとめ、その成果をプレゼンテーションする。
・プレゼンテーションされた内容についてディスカッションする。
ICTの活用
・コンピュータやプロジェクターなどを活用して、資料などの提示や共有を行う。
・グループで考えをまとめたり、協働してレポート・資料・作品などを制作したりするためにICTを用いる。
・コンピュータやインターネットなどを活用して、情報を収集したり選択したりする。
・自分の考えをワープロソフトで文章にまとめたり、調べた結果を表計算ソフトで表やグラフなどにまとめる。
・受講生の発表においてコンピュータやプレゼンテーション・ソフトなどを活用する。
・PC教室又は必携PCを使用し、データ処理作業やインターネット検索などを行う。
実務経験を生かした授業の実施
実務経験:スクールカウンセラー、民間支援施設カウンセラー等
実務経験を生かした授業の実施:心理実践における事例の理解や方法論について、第2~13回の授業において事例の紹介等を通して授業を行う

SDGsに係る科目
目標:3「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」
ターゲット:3.4「2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。」
内容:この講義では、「臨床心理学の基本的な考え方や理論的背景、方法論を説明できるようになる」、「心理実践の裏付けとなる科学的データ等のエビデンスを理解する。」を到達目標とする。授業目標に即して、非感染性疾患の1つである精神疾患に対する心理学的観点からの予防や治療法の現状と研究動向について理解することも到達目標とする。
成績評価方法と基準
<評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・ F :到達目標を達成していない。
<評価方法>
基準に達しているか否かは以下の方法で判断する。
授業への参加状況40%、発表30%、課題30%として総合的に判断する。
試験・課題に対するフィードバック方法
・課題内容を授業内で解説する。
学生へのメッセージ
大学での学習のまとめとして、心理学の面白さを実感できればと思います。
1つ1つの課題に主体的に取り組み、見通しをもって計画的に研究を進めてください。
グループ発表や個人発表が中心であるため、基本的にすべての授業に出席する必要があります。
遅刻(授業開始20分まで)は2回で欠席1回として取り扱います。
オフィスアワー
初回授業で説明します。
教科書・参考書
適宜資料を配布する。