講義情報
講義名: 専門演習Ⅱ(郭)
教員: 郭 潔蓉
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:秋学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:水曜 6時限
科目番号(科目ナンバリング)
XEPF302A
授業のテーマと目標
テーマ
「演習Ⅱ」では、業界分析を中心に授業を進める。分析対象となる業界は、学生と相談し、興味関心のある業界を対象とする。業界分析では、①市場・顧客分析と②5F分析の2段階で行う。①の市場・顧客分析では、市場の傾向と4P・4Cのフレームワークを活用して顧客分析を行い、②の5F分析では、業界内競合企業のポジショニングと川上・川下・代替・脅威の5つの視点で業界を理解する。
目標
業界分析では、①市場・顧客分析と②5F分析の2段階で行う。①の市場・顧客分析では、市場の傾向と4P・4Cのフレームワークを活用して顧客分析を実践して理解すること目指す。②の5F分析では、業界内競合企業のポジショニングと川上・川下・代替・脅威の5つの視点で業界を理解することを目的とする。後半から分析した資料を使って、論文のフレームワークに置き換え、その構成を理解することを目指す。
身につけるべき学士力
B-3:卒業後も自律・自立して学習できる。
C-5:問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
C-7:情報を構造化し、分析・評価・統合し、倫理的に活用できる。
H-21:統計的なデータを読み取り、科学的根拠を用いて説明できる。
M-50:自分の関わる企業・組織や市場の情報を収集することができる。
M-51:他者に情報を適切に伝達する素材をつくることができる。
N-54:組織経営を円滑化する戦略的な思考ができる。
授業の内容と計画
第1回
演習Ⅱの概要と分析対象業界の選択
第2回
4P/4C/5F分析のフレームワークの理解とチーム分け
第3回
4P分析①:情報収集・データ加工
第4回
4P分析②:各チームの発表と相互評価
第5回
4C分析①:情報収集・データ加工
第6回
4C分析②:各チームの発表と相互評価
第7回
5F分析の業界内競合分析の情報収集
第8回
5F分析の業界内競合分析のデータ加工・資料作成
第9回
担当各社の調査内容を発表・業界内競合のポジショニングの検討
第10回
5F分析における川上・川下となる企業や業界を調査・資料作成
第11回
川上・川下となる企業や業界を発表し、相互評価を行う
第12回
5F分析における脅威について調査・資料作成・発表
第13回
一連の分析結果を論文のフレームワークに置き換える
第14回
各自の卒論のテーマを決め、論文のフレームワークシートを作成する

※授業の進行状況や社会情勢によっては、変更する場合がありうる。
事前学習・事後学習
各回において、授業の進捗に応じて事前学習と事後学習の課題を課します。指示に従って取り組んでください。

事前学習:次回授業で扱う範囲について、必要に応じて関連事項について調べておく。( 2 時間)
事後学習:授業内容を振り返り、ノートにまとめる。レポート課題を課す場合はレポートを作成する。(2 時間 30 分)
アクティブラーニングの実施
本科目は、毎回の授業においてグループ討議を行います。各回のグループ討議と発表も授業参加率に含めます。
ICTの活用
大学システム「CoLS」を通して課題等の連絡を行います。各自、必ず「CoLS」からの発信を確認してください。授業内においてデータベースでの調査やデータ収集および加工を行うことがあるため、パソコンの必携を求めることがあります。
成績評価方法と基準
<成績評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・F:到達目標を達成していない。

<評価方法>
評価基準に沿って、各項目を総合して100点満点で評価します。
授業参加態度(30%)、課題への取り組み(30%)、授業内にて実施する理解度テストまたはレポート課題(40%)

※毎回のグループ討議やグループ発表も授業参加率に含めます。遅刻は20分までと致します。遅刻3回は欠席1回とみなします。遅刻をしないように注意をしてください。
試験・課題に対するフィードバック方法
情報収集・データ加工・グループワーク・グループ発表に対して適宜授業内においてフィードバックを行います。
学生へのメッセージ
業界分析を行い、調査方法・データの加工方法などを学び、来年度の卒業研究に備えます。データベースを活用したり、データの加工を行ったりするため、パソコンを使用する回が多いので持参をお願いします。
オフィスアワー
初回の授業にてお知らせいたします。オフィス・アワー以外の時間帯を希望する場合は、事前連絡にて予約をお願い致します。
教科書・参考書
教科書:指定教科書はありません。毎回の授業にて指示または配布を致します。
参考書:特に指定はありません。授業内にて適宜資料を配布いたします。