講義情報
講義名: 子ども学(保教)
教員: 越川 葉子, 岩井 真澄, 橋元 知子, 高橋 純一, 高地 誠子, 紙本 裕一, 篠原 京子, 小林 久美, 小林 祐一, 真家 英俊, 西村 実穂, 川口 めぐみ, 太田 英樹, 大内 善広, 宅間 雅哉, 竹内 貞一, 白石 雅紀, 木内 菜保子, 鈴木 哲也
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:水曜 2時限
科目番号(科目ナンバリング)
XDIA101A
授業のテーマと目標
こども保育・教育専攻における「子ども学」は、保育・教育に重点をおきつつ、子どもの成長、発達、保育園・幼稚園・こども園・学校における子どもたちの生活や現状、子どもをめぐる文化や諸問題など、多方面から子どもを知り、子どもを理解する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-CP1:専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP4:社会に貢献する力を身につけること。
DP-C1:教養的知識・技能を身につけること。
DP-C4:人間性や心の豊かさを培うスキルを身につけること。
身につけるべき学士力
A-2:意見や立場の違いを理解し、受け入れることができる。
C-5:問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
H-22:子どもの多様な発達プロセスを科学的にとらえることができる。
K-40:子どもの行動を把握し、分析・考察できる。
授業の内容と計画

第1回 子ども学とは(竹内)
第2回 子どもの心と体①子どもの心の発達(川口)
第3回 子どもの心と体②子どもの心の問題(大内)
第4回 子どもの心と体③子どもの運動発達(真家)
第5回 子どもと保育①保育所・認定こども園の生活と子どもの姿(3歳未満の子どもを中心に)(高地、西村)
第6回 子どもと保育②幼稚園・保育所・認定こども園の生活と子どもの姿(3歳以上の子どもを中心に)(岩井、木内)
第7回 子どもと保育③子どもの遊びと育ち(紙本)
第8回 子どもと学校教育① 学校って?先生って?授業って?学校は問題だらけ?(小林(祐)、越川)
第9回 子どもと学教教育②多様化する社会、外国にルーツをもつ子ども、特別な教育的ニーズの子ども(橋元・太田)
第10回 子どもと学教教育③教科教育の指導(国語及び理科を例として) (篠原、鈴木(哲))
第11回 子どもと福祉(白石)
第12回 子どもと社会・文化① 日本の絵本に登場する動物たちと西欧文化(宅間)
第13回 子どもと社会・文化②(高橋純一)
第14回 子どもと社会・文化③ 子どもと衣食住(小林久美)

※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。
※定期試験は実施しない。

事前学習・事後学習
シラバスを通して講義内容について把握し,自身で関連事項を調べてから授業に臨むことを事前学習とする(2時間30分)。
講義終了後には,講義内容,配布資料について復習し,関連事項について探求をおこなうことなどを以て事後学習とする(2時間)。
アクティブラーニングの実施
各回の担当者の専門性・研究内容等を活かしたグループワーク、ディスカッション等を行う。
ICTの活用
コンピュータやプロジェクターなどを活用して、資料などの提示や共有を行う。
実務経験を生かした授業の実施
実務経験:保育所,幼稚園,小・中学校教員、中・高等学校非常勤講師、医療・保健領域、教育領域、福祉領域、 司法・矯正領域、産業領域等での実務経験を持つ教員が登壇する回がある。
実務経験を生かした授業の実施担当回において、それぞれの実務経験を活かした事例紹介や話題提供を行う。
成績評価方法と基準
<評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・F:到達目標を達成していない。
<成績評価方法>
授業各回において,ショートレポートを課す。それら採点成績・授業参加度を各回の成績得点とし,14回の成績得点を合計して,最終成績とする。
期末に定期試験や,全体まとめのレポート課題を別途課すことはないので,各回の学びに真剣に取り組むことが必要となる。
試験・課題に対するフィードバック方法
各回,テーマに関連して行われるグループワーク,ディスカッション等について,解説あるいはコメントをする。
学生へのメッセージ
本科目は、これから4年間のこども心理学部こども心理学科こども保育・教育専攻での学びの入り口に立ち,子ども達の心身の発達や,学び,生活,文化など多角的な視点から,「こども」という存在を理解しようとする科目である。この後4年間をかけて,こどもを理解し,こどもに寄り添い,こどもの育ちを守ることができる知識・技能を身につけるための手がかりとして,講義各回のテーマから自らの興味・関心について深く考え,それを通して自らの強みとできるよう,学びの目的を見出してほしい。
オフィスアワー
担当する各教員のオフィスアワーに準じる。
教科書・参考書
教科書:特に指定しない。
参考書:子ども学への招待 子どもをめぐる22のキーワード / 近藤俊明他(編著) / ミネルヴァ書房
その他
提出課題への生成AIの活用については、講義各回の教員の指示に従うこと。