講義情報
講義名: 基礎演習Ⅱ
教員: 磯 友輝子, 郭 潔蓉, 岩﨑 智史, 金塚 基, 三浦 卓己, 山極 和佳, 山﨑 善弘, 小林 寛子, 埴田 健司, 森下 一成, 杉本 雅彦, 石橋 里美, 中澤 純一, 田中 真奈美, 田澤 佳昭, 島内 晶
単位: 1
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:秋学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:水曜 1時限
科目番号(科目ナンバリング)
XEPB102A
授業のテーマと目標
<テーマ>
基礎演習Ⅰでは、モチベーションの視点から社会を見つめなおす活動に取り組んだ。基礎演習Ⅱでは、社会的問題に心理・教育・経営の各領域の研究がどのように関わるのかについて考える。まずは、各領域及び各教員の研究・専門分野を知り、その研究意義と方法、論文構成について学修する。その上で、グループに分かれて研究論文を読み解き、研究の流れについて理解するとともに社会とのつながりについて展望していく。この学修により、「基礎演習Ⅲ」、「基礎演習Ⅳ」における各領域での学びの基礎となる力をつけ、「専門演習Ⅰ」以降で学ぶゼミ領域についての理解を深める。

<目標>
1.各担当教員からの研究紹介を聞き、その研究内容を理解する。
2.各領域の研究意義とその方法を理解する。
3.各担当教員から提示された論文を読み解き、要約を作成できる。
4.指定した学士力を修得する。
初年次教育に係る科目
学部を構成する心理・経営・教育の3領域の専門的学修のために必要な心構えや基礎能力を身につける。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-M1-個人をみつめる力を身につけること。
DP-M2-他者と関わる力を身につけること。
DP-M3-組織を動かす力を身につけること。
身につけるべき学士力
C-6:獲得した知識・技能を総合的に活用し、課題に適用し、解決できる。
D-8:自然や社会的事象について、様々な表現方法を用いて分析し、他者に伝達できる。
E-12:相手の意見を丁寧に聞くことができる。
L-46:客観的な視点で人間行動を理解し分析できる。
M-50:自分の関わる企業・組織や市場の情報を収集することができる。
N-53:国内外の社会情勢を理解する広い視野をもつことができる。
授業の内容と計画
第1回対面授業>
オリエンテーション,3つの領域についての説明(担当:磯友輝子・金塚基・石橋里美)
第2回<オンライン(オンデマンド)授業>
心理領域の研究分野紹介1(担当:磯友輝子・埴田健司・小林寛子)
第3回<オンライン(オンデマンド)授業>
心理領域の研究分野紹介2(担当:岩﨑智史・島内晶・山極和佳)
第4回<対面授業>
心理領域のオンデマンド授業の振り返り、指定論文の紹介と要約に向けた個人作業とグループワーク(担当:磯友輝子)
第5回対面授業>
心理領域の指定論文の要約発表とグループワーク(担当:磯友輝子)
第6回<オンライン(オンデマンド)授業>
教育領域の研究分野紹介1(担当:金塚基・田中真奈美・杉本雅彦)
第7回<オンライン(オンデマンド)授業>
教育領域の研究分野紹介2(担当:中澤純一・山﨑善弘)
第8回対面授業>
教育領域のオンデマンド授業の振り返り、指定論文の紹介と要約に向けた個人作業とグループワーク(担当:金塚基・磯友輝子)
第9回<対面授業>
教育領域の指定論文の要約発表とグループワーク(担当:金塚基・磯友輝子)
第10回<オンライン(オンデマンド)授業>
経営領域の研究分野紹介1(担当者:石橋里美・郭潔蓉・三浦卓己)
第11回<オンライン(オンデマンド)授業>
経営領域の研究分野紹介2(担当:森下一成・田澤佳昭)
第12回<対面授業>
経営領域のオンデマンド授業の振り返り、指定論文の紹介と要約に向けた個人作業とグループワーク(担当:石橋里美・磯友輝子)
第13回対面授業>
経営領域の指定論文の要約発表とグループワーク(担当・石橋里美・磯友輝子)
第14回対面授業>
論文内容についての質疑応答と要約の作成、総括(担当:磯友輝子・金塚基・石橋里美)

定期試験:実施しない

授業の進行状況や社会情勢によって、変更する場合がある。
対面授業は磯友輝子、石橋里美、金塚基の3名が行う。
事前学習・事後学習
授業以外に以下の事前・事後学習が必要である。(目安の時間数)
<事前学習>
・オンライン授業(オンデマンド授業)時には配布資料に目を通しておくこと。
・指定論文を読み、理解を深めること。         (20分)
<事後課題>
・授業内容を振り返り、まとめること。
・オンラインの回においては確認テスト及び各教員からの指定課題に取り組むこと。
・指定論文の要約を作成すること。                       (1時間)
アクティブラーニングの実施
授業ではさまざまなグループワークを実施する。予め課された課題について、個々人がその結果のプレゼンテーションを行ったうえで、グループでディスカッションを行うこともある。
ICTの活用
本授業は対面授業とオンデマンド教材を使用したオンライン授業のハイブリット授業である。
オンライン授業時には、教員がコンピュータ及びPowerPointで作成した音声付き説明資料をCoLS、Googleドライブから配信する。学生は必携PCを用いてCoLS上の確認テストに解答する。
対面授業時には教員はコンピュータやプロジェクターなどを活用して、資料などの提示や共有を行う。また、学生は必携PCを用いて、論文要約を作成し、グループで考えをまとめたりする。
成績評価方法と基準
<成績評価方法>
基準に達しているか否かは以下の方法で判断する。
授業への参加状況(オンライン授業時の音声付きPowerPointの視聴を閲覧していることと、全ての確認テストに合格していること、指定課題に取り組むこと、要約を作成してグループディスカッションに参加すること等)40%、3つの指定論文の要約60%として総合的に判断する。

<成績評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・F:到達目標を達成していない。
試験・課題に対するフィードバック方法
予め課された課題について授業内でコメントする。
学生へのメッセージ
・対面授業とオンライン授業からなるハイブリット授業です。それぞれの実施日にご注意ください。
・毎時間、必ずノートをとり、授業内容に関する理解を深めてください。
・授業以外にも、事前学習や事後学習が必要になります。
・学生1人1人の積極的な参加を期待します。
・オンライン授業の受講と論文要約の作成のため、毎回必携パソコンが必要になります。
・対面授業時には、20分以内の遅刻・早退は3回で1回の欠席とみなします。
オフィスアワー
初回授業で説明後、別途CoLSで連絡する。
教科書・参考書
<教科書>
適宜資料を配布する。
<参考書>
授業内で適宜紹介する。