講義情報
講義名: 基礎演習Ⅰ
教員: 磯 友輝子, 金塚 基, 石橋 里美, 髙橋 一公
単位: 1
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:水曜 1時限
科目番号(科目ナンバリング)
XEPA101A
授業のテーマと目標
<テーマ>
卒業研究につながる演習科目のうち最初に履修すべき科目である。モチベーションの視点から社会を見つめなおすことによって、モチベーション行動科学を研究する意義について理解する。社会的問題を把握し、解決を模索するためには、必要な資料を収集・理解し、それらを客観的・論理的に考察すること、その上で自分の考えを的確に伝えられることが必要となる。演習やグループワークを通じて、そうした態度・思考力も身につけていく。
<目標>
1.モチベーション行動科学を研究する意義について理解する。
2.情報の収集をするために、ICTを活用したり図書館を活用したりすることができる。
3.情報の解釈をするために、資料(図書)を読み解き、評価することができる。
4.情報の解釈をするために、資料(データや図表)を読み解き、評価することができる。
5.報告書の作成をするために、適切な資料(データ)を用意したり、図表にまとめたりすることができる。
6.報告書の作成をするために、論理的文章を書くことができる。
7.  指定した学士力を修得する。
初年次教育に係る科目
学部を構成する心理・経営・教育の3領域の学修および研究に共通する基本的な技法として、①図書館・ICTを利用した情報収集、②文章読解、③データおよび図表理解、④図表作成、⑤レポート・論文作成について学ぶ。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-M1-個人をみつめる力を身につけること。
DP-M2-他者と関わる力を身につけること。
身につけるべき学士力
B-4:目標を設定し、自ら進んで取り組むことができる。
C-5:問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
E-11:自分の意見をわかりやすく伝えることができる。
L-46:客観的な視点で人間行動を理解し分析できる。
M-50:自分の関わる企業・組織や市場の情報を収集することができる。
M-51:他者に情報を適切に伝達する素材をつくることができる。
授業の内容と計画
第1回:オリエンテーションおよび学部長講話-モチベーション行動科学を学び研究する意義についてー
第2回:資料(図書)を読み解く-モチベーションに関するテキストと事例の把握-
第3回:資料(図書)を読み解く-テキストの概要理解-
第4回:資料(図書)を読み解く-テキストの批判的読解-
第5回:ICTを利用した情報の収集
第6回:図書館を利用した情報の収集
第7回:資料(データ)を読み解く-基礎知識の確認-
第8回:資料(データ)を読み解く-論理的思考-
第9回:資料(図表)を作成する―様々な図表の形式―
第10回:資料(図表)を作成する―関連性を理解するために―
第11回:レポート・論文を作成する-論理的文章の類型と構造-
第12回:レポート・論文を作成する-レポートのプランニングと情報の追加-
第13回:レポート・論文を作成する-論理的文章を書く-
第14回:総括(最終課題)-基礎演習Ⅰの学びと大学でのこれからの学修について-

定期試験:実施しない

授業の進行状況や社会情勢によって、変更する場合がある。
磯友輝子,石橋里美、金塚基の3名とも、全ての授業回を担当する。
事前学習・事後学習
授業以外に以下の事前・事後学習が必要である。(目安の時間数)
<事前学習>
次回授業で扱う範囲について、予習課題を課すので取り組んでくること。(40分)
<事後課題>
授業内容を振り返り、まとめること。レポート課題を課す場合は、レポートを作成すること。(40分)
アクティブラーニングの実施
授業ではさまざまなグループワークを実施する。予め課された課題について、個々人がその結果のプレゼンテーションを行ったうえで、グループでディスカッションを行うこともある。
ICTの活用
教員はコンピュータやプロジェクターなどを活用して、資料などの提示や共有を行う。また、学生は必携PCを用いて、(1)インターネットを活用した情報検索、(2)Excelによる図表作成、(3)Wordによるレポート作成などを行う。CoLSを利用して、必要な資料の共有、レポートの提出を行う。
成績評価方法と基準
<成績評価方法>
基準に達しているか否かは以下の方法で判断する。
授業への参加状況20%、小レポート40%、最終課題40%として総合的に判断する。

<成績評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・F:到達目標を達成していない。
試験・課題に対するフィードバック方法
予習課題の内容を授業内に解説する。
提出されたレポートについて授業内でコメントする。
学生へのメッセージ
毎時間、必ずノートをとり、授業内容に関する理解を深めてください。授業以外にも、事前学習や事後学習が必要になります。学生1人1人の積極的な参加を期待します。なお、本授業では、20分以内の遅刻・早退は3回で1回の欠席とみなします。
オフィスアワー
初回授業で説明後、別途CoLSで連絡する。
教科書・参考書
<教科書>
適宜資料を配布する。
<参考書>
授業内で適宜紹介する。