講義情報
講義名: 保育実習指導ⅠB(事前・事後)
教員: 岸本 直美, 宮下 恵理, 金子 明日香, 浅井 かおり, 太田 英樹, 白石 雅紀, 北濵 千枝子
単位: 1
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:通年
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:曜 0時限
水曜 1時限
科目番号(科目ナンバリング)
XCKE239A
授業のテーマと目標
テーマ
本授業では保育実習ⅠA、ならびにこれまでの本学における学びを踏まえ、実習する施設及び施設で生活する子どもや利用者について理解する。また、施設における保育士の役割を理解し、施設実習のために必要な知識や技術を習得することを目的とする。
目標
授業の目標:1.保育実習(施設)の意義・目的を理解する。2.保育実習(施設)の内容を理解し、自らの課題を明確にする。3.実習施設における利用児・者の人権について考慮し、プライバシーの保護や守秘義務など、実習生としての心構えについて理解する。4.実習の記録や評価の方法、実習の計画について理解する。5.実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、新たな課題や学習目標を明確にする。6.実習の事後指導を通して、自分自身の課題を明確にする。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-CP1:専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP3:資格に適う力を身につけること。
DP-C2:教育・保育・福祉等に関する職能を身につけること。
DP-C3:専門的知識・技能を利活用できる就業力を身につけること。
身につけるべき学士力
J-1:文化・社会と自然に関する知識を理解できる。
J-2:意見や立場の違いを理解し、受け入れることができる。
J-37:実践に基づいた正確な記録を作成し、記述できる。
J-38:自身を含めた保育・教育者の実践に対して適正な評価を行える。
K-40:子どもの行動を把握し、分析・考察できる。
K-42:場面での環境を把握し、場面に求められる環境を作り出せる。
K-43:組織内外の人たちと連携・協業できる。
授業の内容と計画
第1回
ガイダンス(実習指導の方法と日程、クラス・実習先の確認)
第2回
実習の目的・実習関連書類の作成
第3回
実習先施設に関する事前学習
第4回
実習課題の作成と確認
第5回
施設研究(障害児入所施設・障害者支援施設・児童発達支援センター、児童養護施設、乳児院)
第6回
実習日誌(時系列の記入方法・内容、考察・一日の振り返りの記入方法・内容)
第7回
実習オリエンテーションについて
第8回
施設職員による講話(児童養護施設)
第9回
施設職員による講話(障害者支援施設)
第10回
実習直前の確認
第11回
実習の振り返り(個人ワーク)
第12回
実習の振り返り(グループ発表準備)
第13回
実習の振り返り(グループ発表)
第14回
実習の振り返り(グループ発表・教員によるまとめ)

定期試験:実施しない

※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。
事前学習・事後学習
事前学修:履修済みの科目の学修内容を見直す。(週2時間以上の学修)
事後学修:授業内容について振り返り、課題に取り組む。(週2時間以上の学修)
*課題が提出できなかった学生は、実習を行えない場合もあります。
アクティブラーニングの実施
実習に向けた準備を担当教員と相互にやりとりをしながら学びます。実習の事後指導ではグループワークを行います。
ICTの活用
パワーポイントを使用して授業を行います。また、コルズにて連絡をする場合もありますので、かならず確認してください。
成績評価方法と基準

<評価基準>
S
:到達目標を完全に達成している。
A
:到達目標をほぼ完全に達成している。
B
:到達目標を十分に達成している
C
:到達目標を達成している
E
F:到達目標を達成していない。
<評価方法>
.受講態度(20%)、課題・提出物(50%)、実習振り返りシート・発表(30%)で総合的に評価する。

1.原則として授業は全て出席すること。1回の欠席で「保育実習ⅠB」は中止となる。ただし公欠は除く。公欠した日の補習は必ず受けること
2.原則として、正当な理由のない遅刻は認めない。遅刻があった場合当該実習を中止することがある。
3.正当な理由がなく、提出物の期限を守らなかった場合は、当該実習を中止することがある。
4.原則、授業中の私語や飲食、スマートホンなどの使用は禁止とする。これらの行為を行った場合、授業から退席を求め、「保育実習ⅠB」は中止となる。
5.実習や実習指導に関わる内容のことをSNS等にアップした場合、原則「保育実習ⅠB」は中止となる。
試験・課題に対するフィードバック方法
提出した課題等は次回授業時等で必要に応じてフィードバックを行う
学生へのメッセージ
・保育士資格取得のための必修科目です。保育実習ⅠB(施設実習)を履修する学生は必ず受講して下さい。
・実習に向けての大切な話や作業をします。原則全出席が条件となりますので注意してください。
・遅刻や欠席は公欠・病欠を除き認めていません。正当な理由のない遅刻や欠席があった場合や、課題を期限内に提出出来なかった場合などで、実習を行えない場合もあります。詳しくは初回授業時に説明します。
・クラス・実習配属施設は別途、保育・教職センターの掲示版を通じて発表します。・履修中は保育・教職センターの掲示を常に確認するようにして下さい。
・授業で使用しますので、保育実習指導ⅠAで作成した「身上書」「実習課題」のコピーを準備して下さい。
・実習の振り返り(事後指導)は、秋学期に実施します。詳細については授業で説明します。
・授業や実習に関連する内容をSNS上にあげることは一切禁止とします。発覚した場合は原則、単位を不可とします。
オフィスアワー
初回授業時に説明します。
教科書・参考書
教科書:保育実習の手引き
参考書:必要に応じて提示する。