講義情報
講義名: コンピュータと人間の接点
教員: 杉本 雅彦
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:秋学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:火曜 5時限
科目番号(科目ナンバリング)
XEOB103A
授業のテーマと目標
テーマ
コンピュータは、いわゆる情報機器や通信機器という形をとるだけでなく、人間同士のコミュニケーション、あるいは、人間とコンピュータとのインタラクションなどのように様々な形で私たちの生活の中に入ってきています。本講義では、コンピュータと人間との関係を最適なものにするための考え方や方法、そして、コンピュータの活用方法などを、最新の技術開発の動きを踏まえて解説していきます。
<到達目標>
(1)情報と人間のかかわりを理解し、CUIとGUIについて説明ができるようになる。
(2)ヒューマンインタフェースの開発 やマルチモーダルインタフェースを理解した。
(3)モダリティの拡充や社会的インタラクションを構成する基礎的な要件を理解した。
(4)仮想現実感や拡張現実感の考え方を理解した。
(5)センサが捉える人間の行動を理解し、ヒューマンインタフェースとデザインの基礎的な技術を身に付けた。
(6)ユーザビリティや人間中心設計の考え方を理解した。
(7)指定した学士力を修得した。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-M1-個人をみつめる力を身につけること。
DP-M2-他者と関わる力を身につけること。
身につけるべき学士力
D-10:既存の知識を活用して、新しい価値(アイデア、生産物、方法等)を生みだせる。
E-13:多様なメディアを主体的に利用し、他者と連携できる。
K-39:多様な情報を収集し、分析できる。
L-46:客観的な視点で人間行動を理解し分析できる。
M-51:他者に情報を適切に伝達する素材をつくることができる。
授業の内容と計画
第1回
ガイダンス、情報と人間のかかわり
第2回
人間の特性
第3回
人の情報処理
第4回
CUIとGUI
第5回
ヒューマンインタフェースの開発
第6回
マルチモーダルインタフェース
第7回
モダリティの拡充
第8回
社会的インタラクション
第9回
仮想現実感
第10回
拡張現実感
第11回
センサが捉える人間の行動
第12回
ヒューマンインタフェースとデザイン
第13回
ユーザビリティ
第14回
人間中心設計、総まとめ

定期試験:実施しない

※授業の 進行状況や 社会情勢 によって、変更する場合があります
事前学習・事後学習
授業以外に以下の事前・事後学習が必要です。(目安の時間数)
事前学習:LMS上で公開する教材を利用し内容を理解し、必要に応じて関連事項について調べておいてください。( 2 時間)
事後学習:授業内容を振り返り、ノートにまとめてください。レポート課題を作成しLMS上で提出してください。
(2 時間 30 分)
アクティブラーニングの実施
あらかじめ課題を課し、その結果のプレゼンテーションをもとにディスカッションを行います。
ICTの活用
授業では、コンピュータやインターネットなどを活用して、情報を収集したり選択したりします。
成績評価方法と基準
<評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している
C:到達目標を達成している
E・ F :到達目 標を達成していない。
<評価方法>
授業への参加度 20%、小テスト・小レポート 40%、最終レポート40%
試験・課題に対するフィードバック方法
事前課題の内容を授業内に解説する。
学生へのメッセージ
1.小テスト・小レポート:随時 2.総まとめとして、最終レポートを実施する予定です。毎時間、必ずノートをとり理解を深めてください。そして、授業内容とテキストの内容を良く理解する事が大切です。また、随時、講義の最後に課題をおこなうので、欠席の無いように心がけてください。
チャイムが鳴ってから 20 分以上の遅刻は原則として欠席扱いとなります。
オフィスアワー
火曜2限(10:30-12:00)上記以外に面会希望の場合は、メールにてご連絡下さい。
教科書・参考書
教科書:著者:平川正人 書名:グラフィック情報工学ライブラリ=GIE-10 コンピュータと表現ー人間とコンピュータの接点ー発行:数理工学社
参考書:随時、授業内で紹介する。