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講義名:
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子どもの保健①
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教員:
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有馬 祐子
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単位:
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2
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学部:
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カテゴリ:
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キャンパス: | |
開講時期: | 春学期 |
開講学年: | |
昼夜区分: | |
曜日・時限: | 火曜 5時限 |
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科目番号(科目ナンバリング) |
XCKC122A |
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授業のテーマと目標 |
テーマ
この授業では、「健康」とは何かについて、あらゆる角度から洞察していく。子どもと子どもと関わる人々の姿を考察しながら、子どもばかりでなく自分自身の生活を見つめ、様々な年齢の人間が「健康的に生きる」とはどういうことなのか考察していく。人間には、そもそも体調を整える力(治癒力)が備わっている。しかし、幼い子どもは身体発達上は未成熟である。授業を通して、子どもの人的環境・生活環境がどのように影響するのか、基礎的な発育を学びながら考察していく。
目標
①子どもの心身の健康及び保健活動の意義と目的について理解し説明できる。②子どもの身体の発育や生理機能・運動機能及び精神機能の発達について理解し説明できる。③子どもの疾病とその予防法及び保育者としての適切な対応に関する基礎的な知識を学び、健康の自己管理の重要性を考察することができる。④子どもの健康状態の観察と把握について理解し、説明できる。 |
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卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係 |
DP-CP1 専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP3 資格に適う力を身につけること。
DP-C2 教育・保育・福祉等に関する職能を身につけること。
DP-C4 人間性や心の豊かさを培うスキルを身につけること。 |
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身につけるべき学士力 |
E-12:相手の意見を丁寧に聞くことができる。
E-16:自分と周囲の人々や物事の関係性を理解できる。
J-31:子どもの行動に対して、すばやく応じることができる。
J-38:自身を含めた保育・教育者の実践に対して適正な評価を行える。
K-41:子どもの成長・発達に対して適正な評価が行える。 |
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授業の内容と計画 |
第1回
子どもの環境(人的環境・生活環境)
第2回
健康とは何か。子どもの保健の意義とは何か
第3回
ヒトの成り立ち。身体発育について
第4回
生理機能の発達(脳・呼吸器・循環器)
第5回
生理機能の発達(消化器・排泄・代謝)
第6回
運動機能の発達
第7回
精神機能の発達
第8回
感染症(感染予防)
第9回
感染症(適切な対応)
第10回
予防接種
第11回
アレルギー疾患
第12回
口と歯の健康
第13回
先天性疾患。そのほかの疾患。熱中症対策①
第14回
試験。熱中症対策②
定期試験:実施する。
※授業の進行状況や社会情勢によって、変更する場合がある。 |
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事前学習・事後学習 |
事前学習について:次回の授業で扱う範囲について教科書をあらかじめ読み、ワークシートの課題を取り組む。(第2回から第13回まで授業時に配布。12回分、2時間)
事後学習について:授業時のノートと教科書を参考に、毎回学習内容を振り返る提出課題を出す。(第1回から第13回まで授業時に配布。13回分、2時間30分) |
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アクティブラーニングの実施 |
グループディスカッション、発表を適宜取り入れて、多角的な学習が行えるようにする。 |
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ICTの活用 |
授業時に最新の健康情報を学生各自のスマートフォンで検索してグループで確認し、講師が解説をする場面を適宜取り入れる。
質問対応は、colsも利用していく。 |
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実務経験を生かした授業の実施 |
実務経験:助産師・保健師・思春期保健相談士
第8回:感染症(感染予防)・第9回:感染症(適切な対応)の授業において、病院勤務の経験などから、感染予防について解説する。 |
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成績評価方法と基準 |
評価基準に沿って、提出課題、試験を総合して100点満点で評価する。ワークシートは2点。(事前学習12回分24点、授業後の課題13回分26点)定期試験50点 |
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試験・課題に対するフィードバック方法 |
提出された課題は、コメントをつけて返却する。
成績は以下のように評価する。
S 到達目標を完全に達成している。
A 到達目標をほぼ完全に達成している。
B 到達目標を十分に達成している。
C 到達目標を達成している。
EF 到達目標を達成していない。 |
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学生へのメッセージ |
子どもの成長・発達を理解し、子どもを育む、愛する、子どものいのちを守ることについて学びを深めていきましょう。保育に携わる立場を理解し、保護者との関わりについても考察できることを目標としましょう。自分自身が、より健康に過ごせるようにセルフケア力を高めていきましょう。 |
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オフィスアワー |
授業のある火曜日12時から18時。
colsシステムのフォーラム機能を利用して、授業での不明点や疑問点の質問に対応する。 |
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教科書・参考書 |
教科書:①子どもの保健/遠藤郁夫/他編集/学建書院ISBN978-4-7624-0889-2②子育てハッピーアドバイス知っててよかった小児科の巻増補改訂版/吉崎達郎・明橋大二著/1万年堂出版ISBN978-4-86626-049-5
参考書:医療的配慮の必要な子供の保育/西村実穂/他編集/中央法規ISBN978-4-8058-5523-2 |
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