講義情報
講義名: 産業カウンセリング(こども)
教員: 大村 美菜子
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:火曜 3時限
科目番号(科目ナンバリング)
XBJE307A
授業のテーマと目標
テーマ
近年、産業メンタルヘルスの分野では、うつ病や自殺の増加などが大きな問題となっている。本科目では、職場のメンタルヘルスについての考え方や、心の問題を抱えた人への援助方法について学ぶ。


目標
1.産業カウンセリングの考え方、方法論について理解する。
2.産業カウンセリングの実際について理解する。
3.産業カウンセリングを行うときの必要知識(歴史、法律、etc)を理解する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-CP1-専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP4-社会に貢献する力を身につけること。
DP-P2-心理学に関する専門的知識と技能を身につけること。
DP-P3-心理職としての専門的知識と技能を身につけること。
身につけるべき学士力
C-5:問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
E-12:相手の意見を丁寧に聞くことができる。
H-23:人の行動や言葉の深い意味を理解できる。
H-24:心理学的な枠組みで人間の心の働きを理解できる。
I-28:他者の立場を理解し、尊重しつつ、自分の意見も主張できる
授業の内容と計画
第1回 オリエンテーション-産業カウンセリングとは-
第2回 産業カウンセリングの歴史①
第3回 産業カウンセリングの歴史②
第4回 産業カウンセリングにおけるアセスメント
第5回 産業カウンセリングにおけるカウンセリング理論
第6回 産業カウンセリングにおけるカウンセリング技法
第7回 中間テスト
第8回 産業カウンセリングの実践① -人間性アプローチ-
第9回 産業カウンセリングの実践② -認知行動療法-
第10回 産業カウンセリングの実践③ -家族療法-
第11回 働く人の健康とは
第12回 産業カウンセリングとメンタルケア
第13回 労働に関連する法律
第14回 確認テスト


定期試験:実施しない


※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。
事前学習・事後学習
1.事前学習:事前に配布する資料をよく読んで臨んでください(2時間)。
2.事後学習:授業後も配布資料に基づき復習するようにしてください(2時間30分)
アクティブラーニングの実施
授業中に学生自身が考える時間を設ける。一旦授業をストップし、ノートや紙に自分の考えを書き出してから、ディスカッションをを行う。質問は随時受け付ける。

ICTの活用
コンピュータを活用して、資料などの提示や共有を行う。
実務経験を生かした授業の実施
授業の実施授業全般にわたり、臨床心理士および公認心理師として働いた経験実務経験を基に、支援の実際について説明する。

成績評価方法と基準
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している
C:到達目標を達成している
E・F:到達目標を達成していない。

授業中の課題、中間テスト、確認テストを総合して評価を行う。
試験・課題に対するフィードバック方法
提出されたリアクションペーパーに次回の講義でコメントする。

学生へのメッセージ
積極的に考える学生の履修を望む。
オフィスアワー
初回授業で説明します。
教科書・参考書
教科書:教科書は使用しない
参考書:特になし