講義情報
講義名: 保育・教育ボランティア実習(R5年度)
教員: 篠原 京子, 小山 勉, 小林 祐一, 長谷川 かほる
単位: 1
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:通年
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:火曜 1時限
火曜 2時限
科目番号(科目ナンバリング)
XCKC235A
授業のテーマと目標
テーマ
この科目は、小学校教員免許取得のために必要な小学校での教育実習の事前に行うものである。大学内の授業だけではなく、実際に小学校へ行き教育現場の環境や教師の仕事内容、児童の様子などについて、ボランティア活動を通じて体感することで、教育実習の際に必要な基礎的な知識を身に付けることを目標としている。
目標
1) ボランティア実習を通して小学校における学級運営や教室環境の大切さを理解することができる。2) 教師や児童と適切な言葉で話すことが出来る。3) 授業中や授業以外の教師の仕事を補助することができる。4)指定した学士力を修得する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DPーCP1ー専門的知識と技能を身につけること
DPーCP3ー資格に適う力を身につけること
DPーC3ー専門的知識・技能を利活用できる就業力を身につけること
DPーC4ー人間性や心の豊かさを培うスキルを身につけること
身につけるべき学士力
C-5:問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
J-31:子どもの行動に対して、すばやく応じることができる。
J-32:場面に必要な表現ができる。
J-37:実践に基づいた正確な記録を作成し、記述できる。
K-43:組織内外の人たちと連携・協業できる。
授業の内容と計画
第1回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
オリエンテーション、身上書の書き方
第2回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
3年生による実習報告
第3回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
ボランティア実習記録シートの書き方(2年生)・実習①学級運営(3年生)
第4回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
言葉遣い、話し方、挨拶の電話のかけ方・自己紹介(2年生)・実習②学級運営(3年生)
第5回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
3年生による新年度の実習校の様子発表、記録シートの確認(3年生)
第6回
実習①小学校の校内環境(2年生)・実習③授業中の言葉遣い(3年生)
第7回
実習②授業中の児童の様子(2年生)・実習④授業中の言葉遣い(3年生)
第8回
実習③授業外の児童の様子(2年生)・実習⑤授業中の言葉遣い(3年生)
第9回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
記録シートの確認および実習の報告、共有
第10回
実習④授業外の児童の様子(2年生)・実習⑥授業中の発問(3年生)
第11回
実習⑤授業外の児童の様子(2年生)・実習⑦授業中の発問(3年生)
第12回
実習⑥教室環境(2年生)・実習⑧授業中の発問(3年生)
第13回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
記録シートの確認および・礼状作成・春学期実習報告会発表準備
第14回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
春学期実習報告会
第15回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
秋学期実習目標設定
第16回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
秋学期実習日計画立案
第17回
実習⑦教師と児童の関わり(2年生)・実習⑨授業中の教材(3年生)
第18回
実習⑧教師と児童の関わり(2年生)・実習⑩授業中の教材(3年生)
第19回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
記録シートの確認および実習の報告、共有
第20回
実習⑨授業準備(2年生)・実習⑪授業の展開(3年生)
第21回
実習⑩授業準備(2年生)・実習⑫授業の展開(3年生)
第22回
実習⑪授業準備(2年生)・実習⑬授業の展開(3年生)
第23回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
記録シートの確認および実習の報告、共有
第24回
実習⑫授業後の仕事(2年生)・実習⑭授業の展開やまとめ(3年生)
第25回
実習⑬授業後の仕事(2年生)・実習⑮授業の展開やまとめ(3年生)
第26回
実習⑭授業後の仕事(2年生)・実習⑯授業の展開やまとめ(3年生)
第27回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
秋学期実習報告会準備・礼状作成
第28回篠原京子・小林祐一・長谷川かほる・小山勉
秋学期実習報告会 ※社会状況によって、変更もあります。
事前学習・事後学習
実習の記録や発表会準備などに授業時間外での学習が必要です。ボランティア実習後の振り返り120分、ボランティア実習前の目標設定に90分程度。
アクティブラーニングの実施
小学校へボランティア実習に行き、実際の学校の様子を観察し、教師や児童と直接かかわりを持ちます。体験したことは記録をとるとともに授業の中で発表を行います。
ICTの活用
電子黒板の活用について実施します。
実務経験を生かした授業の実施
授業担当者4名が、それぞれの経験に即した指導・助言を行います。
篠原京子:小中学校教員
小林祐一:小学校教員、教育委員会指導主事
長谷川かほる:小学校教員、副校長・校長
小山勉:小学校教員、副校長・校長、教育委員会指導課長
成績評価方法と基準
授業の目標を修得していること。ボランティア記録シート60点、報告会の発表内容およびリフレクションシート20点、まとめレポート20点で総合的に評価します。
<評価基準> S:到達目標を完全に達成している。 A:到達目標をほぼ完全に達成している。 B:到達目標を十分に達成している。 C:到達目標を達成している。 E・F:到達目標を達成していない。
試験・課題に対するフィードバック方法
記録シートや発表に対して、各教員からコメントします。
学生へのメッセージ
教育実習前に実際の教育実践を見ることのできるよい機会です。ただの見学ではなく、ボランティア体験をしながら、しっかり観察してください。教職免許にかかわる実習のため、遅刻は認められません。
オフィスアワー
火曜日:5限
*複数で担当しているため、各教員のオフィスアワーは授業時にお伝えします。
教科書・参考書
教科書:適宜資料配布します。
参考書:適宜資料配布します。