講義情報
講義名: 社会①
教員: 高橋 純一
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:秋学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:火曜 1時限
水曜 2時限
科目番号(科目ナンバリング)
XCKB203A
授業のテーマと目標
テーマ
本授業のテーマは、「子どもが主体的に学ぶ社会科授業実践の基礎・基本を理解する」である。また取り扱う内容は、学習指導要領における各学年の目標及び内容とともに、具体的な地域学習や歴史学習、国土・産業学習の内容である。また、社会科における評価についても取り扱うこととする。
目標
(1)出席を含めて授業に主体的に参加する態度を身に付け、各学年における目標と内容を理解した。
(2)学習指導要領における小学校社会科の目標及び内容、全体構造を理解した。
(3)小学校社会における学習評価の考え方を理解した。
(4)問題解決的な学習の意義について理解し、教材研究に活用できるようになる。
(5)指定した学士力を修得した。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-CP1-専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP2-研究する力を身につけること。
DP-C1-自然・人文・社会等の幅広い教養的知識・技能を修得している。
DP-C4-実社会で活躍できるような、本学の共通及び専攻が指定した学士力を修得している。
身につけるべき学士力
A-1:文化・社会と自然に関する知識を理解できる。
B-4:目標を設定し、自ら進んで取り組むことができる。
D-8:自然や社会的事象について、様々な表現方法を用いて分析し、他者に伝達できる。
K-39:多様な情報を収集し、分析できる。
M-51:他者に情報を適切に伝達する素材をつくることができる。
授業の内容と計画
第1回:本授業の概要や評価の説明
  今、求められる小学校社会科の授業①-主体的・対話的で深い学び-

第2回:今、求められる小学校社会科の授業②-問題解決的な学習と学習指導要領-

第3回:第3学年における小学校社会科の授業-地域学習を中心に-

第4回:第4学年における小学校社会科の授業-地域学習を中心に-

第5回:第5学年における小学校社会科の授業-国土・産業学習を中心に-

第6回:第6学年における小学校社会科の授業-政治学習を中心に-

第7回:第6学年における小学校社会科の授業-歴史学習を中心に-

第8回:社会科における学習評価①-「知識・技能」・「思考・判断・表現」評価を中心に-

第9回:社会科における学習評価②-「主体的に学習に取り組む態度」と振り返り-

第10回:社会的事象の見方・考え方

第11回:小学校社会科の授業と個別最適な学び-ICTの活用-

第12回:小学校社会科の授業における教材研究①-導入場面を中心に-

第13回:小学校社会科の授業における教材研究②-地域教材を中心に-

第14回:本授業のまとめ-各学年の目標と内容を中心に-
 
定期試験:実施する

※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。
事前学習・事後学習
【事前学習】次回授業の該当する学習指導要領のページや資料について、しっかり読み込んでおくこと。(2時間)
【事後学習】授業内で提示された事後課題に取り組むこと。(2時間30分)
アクティブラーニングの実施
・授業内で適宜、グループワークを行う。
・小学校社会科に関するテーマをもとに、ディスカッションを行う。
ICTの活用
・コンピューターやプロジェクターなどを活用して、資料などの提示や共有を行う。
・授業において必携PCを使用して、授業の課題に取り組む。
実務経験を生かした授業の実施
公立中学校における社会科教諭として授業を実践するとともに、指導主事として研修講座の講師を担当してきた。
授業全体を通して、学校現場で活かせるよう実践的な内容を扱う。
成績評価方法と基準
〈評価基準〉
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・F:到達目標を達成していない。
〈評価方法〉
基準に達しているか否かは以下の方法で判断する。
授業への参加状況10%、課題・レポート30%、定期試験60%として総合的に判断する。
試験・課題に対するフィードバック方法
提出された課題やレポートにコメントを付けて返却する。
学生へのメッセージ
子どもが社会科を学びたい、もっと学習内容を追究したいとなるために、自身が教壇に立つイメージでどのような会科授業が重要であるかを考えていこう。
・PCは必携である。
・遅刻は、20分以内とする(証明のある公共交通機関の遅れを除く)。
オフィスアワー
初回授業で説明後、別途コルズでお知らせします。
教科書・参考書
教科書:
文部科学省『小学校学習指導要領解説 社会編 平成29年7月』(日本文教出版社)
小学校3年~6年(教育出版教科書)
参考書:
中西仁・小林隆『初等社会科教育』(ミネルヴァ書房)