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講義名:
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関係行政論
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教員:
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星 茂行
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単位:
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2
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学部:
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カテゴリ:
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キャンパス: | |
開講時期: | 秋学期 |
開講学年: | |
昼夜区分: | |
曜日・時限: | 月曜 5時限 |
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科目番号(科目ナンバリング) |
XFQF303A |
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授業のテーマと目標 |
テーマ
公認心理師は、公認心理師法において、支援を要する者への心理的な助言・指導・その他の援助のみならず、関係者への助言・指導・その他援助も業として行うことと、規定されている。この授業は教育委員会等、教育行政機関にて実務経験がある教員による授業であり、それらの行政指導や臨床経験を生かして実践的授業を行うものである。関係機関との連携や協働を意識し、法律や制度について学び、臨床的・実践的な視点を養う。授業を通し幅広く法や制度を学び社会において活躍できる人材を育成することをテーマとしている。
目標
1.保健医療分野に関係する制度について説明できる。2.福祉分野に関係する制度について説明できる。3.教育分野に関係する制度について説明できる。4.司法・犯罪分野に関係する制度について説明できる。5. 産業・労働分野に関係する制度について説明できる。 |
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卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係 |
子ども心理学部心理専攻の学生は、
DP CP3 資格に適う力を身につけること。
CP4 社会に貢献する力を身につけること。 DP P3 心理職としての専門的知識と技能を身につけること。
P4 人間性や心の豊かさを培うスキルを身につけること。に対応している。
モチベーション行動科学部の学生は、
DP M2 他者と関わる力を身につけること。に対応している。 |
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身につけるべき学士力 |
H-23:人の行動や言葉の深い意味を理解できる。
H-24:心理学的な枠組みで人間の心の働きを理解できる。
I-26:他者の立場に立ち、共感的に理解し関わることができる。
I-27:全体を俯瞰しながら、他者の置かれた状況を的確に判断し、適切な援助ができる。
I-28:他者の立場を理解し、尊重しつつ、自分の意見も主張できる |
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授業の内容と計画 |
第1回
公認心理師法の概要について
第2回
公認心理師および対人援助職の倫理と多職種連携について
第3回
公認心理師の各分野への展開と役割
第4回
保健医療分野に関する法律の概要について
第5回
精神科領域における法と制度について
第6回
地域保健・医療領域における法と制度について
第7回
児童福祉領域に関する法と制度について
第8回
障害者・児童福祉領域に関する法と制度について
第9回
高齢者福祉領域に関する法と制度について
第10回
教育分野に関する法と制度について
第11回
少年非行に関する法と制度について
第12回
刑事・家事事件領域に関する法と制度について
第13回
産業・労働分野に関する法と制度について
第14回
講義まとめ及び確認テスト
定期試験:実施しない
※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。 |
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事前学習・事後学習 |
授業前にテキストを学習しておくこと。また参考文献は授業中に紹介するので、各自事前学習すること(30分程度)。授業後は、配布資料レジメなどを復習すること。(1時間程度) |
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アクティブラーニングの実施 |
授業中に、小集団によるワークショップを行うので、各自積極的に参加すること。 |
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ICTの活用 |
学習対象への思考や理解を深めるために、適宜 パワーポイントなどICT を用いて授業を行う。 |
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実務経験を生かした授業の実施 |
実務経験:乳幼児健診、保健所5歳児指導。障害児、障害者福祉領域。教育委員会。成年後見人等
実務経験を生かした授業の実施法と制度の関係や行政機関との連携や施策などを授業に生かす。ワークショップを通じて実際のかかわり方を模擬体験し、実務経験を生かしていく。 |
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SDGsに係る科目 |
講義名「関係行政論」
目標 4 「質の高い教育をみんなに」
ターゲット4.1 「2030年までに、すべての子どもに男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす。無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。」
内容 本講義では、「乳幼児期から高齢期までの生涯発達を重視し、行政の一環として、医療、教育、福祉、司法、労働の公認心理師5領域をとらえ、特に学齢期における質の高い教育のシステムについてを学ぶこと」を到達目標とする。授業のテーマである法や制度を学びつつ自分ならどう対応するかという臨床的な視点、実践的な視点を養い、社会に活躍できる人材を育成することを到達目標とする。 |
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成績評価方法と基準 |
定期試験は行わず、14回目の授業内に確認テストを行う。
評価基準はSからCまでを合格者とする
評価は、確認テスト60%、授業の参加度、授業態度、毎回行うリアクションペーパーの提出40%で評価 試験は各分野における法律や制度について回答できること。授業は出席率を重視する。 授業態度は、事例検討、グループ検討で積極的に発言し参加していること。リアクションペーパーは、テーマに沿って理論立てて説明し主張できること。 |
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試験・課題に対するフィードバック方法 |
毎回行われる、リアクションペーパーに基づき、授業のはじめに前回の振りかえりを行う。
毎回、課題を授業の最後に出して、簡単なミニテストを行う(リアクションペーパーに記入して提出) |
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学生へのメッセージ |
保健・福祉・教育・心理の現場で35年間、行政に関わってきた経験をもとに最新の心理に関わる制度に関して学んでいきたいと思う。 |
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オフィスアワー |
授業前後の時間やコルズを用いる 。 |
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教科書・参考書 |
教科書:野島一彦・繁枡算男 監修、元永拓郎 編 公認心理師の基礎と実践㉓ [23巻]関係行政論 第2版 遠見書房 2020
参考書:一般財団法人日本心理研修センター 監修 公認心理師 現任者テキスト 改訂版 金剛出版 2019 |
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