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講義名:
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特別支援教育(モチベ)
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教員:
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太田 英樹
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単位:
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2
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学部:
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カテゴリ:
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キャンパス: | |
開講時期: | 春学期 |
開講学年: | |
昼夜区分: | |
曜日・時限: | 月曜 3時限 |
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科目番号(科目ナンバリング) |
XEOF307A |
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授業のテーマと目標 |
〇テーマ
障害のある子どもの内面世界、行動、特性を知り、教育活動を行う上で大切にすべき点、配慮点を実際の教育現場で取り組まれている理論と方法に基づいて学びます。また、インクルーシブ教育(=排除しない教育)の視点に立ち、集団活動で大切にすべき点、配慮点についても考えていきます。飛沫防止からグループディスカッションはできませんが、個人ワークを中心に主に子どもが困っている部分や子どもの内面世界、保護者支援に対応した教育実践についてまとめます。「自分が担任ならどうするか」の視点に立ち、学びを深めていきます。
〇到達目標
本授業の単位修得には、以下の目標と身につけるべき学士力の修得が必要です。
①特別支援教育を支える理念や制度について理解した。
②個々の特性や心身の発達等に応じた支援や配慮について理解した。
③障害児または特別な配慮を要する子どもの教育における計画の作成や支援の具体的な方法について理解した。
④障害児または特別な配慮を要する子どもの家庭への支援や関係機関との連携・協働、現状と課題について理解した。 |
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卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係 |
DP-M1 個人をみつめる力を身につけること。
DP-M2 他者と関わる力を身につけること。 |
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身につけるべき学士力 |
〇汎用的スキル
E-11:自分の意見をわかりやすく伝えることができる。
E-12:相手の意見を丁寧に聞くことができる。
F-17:よりよい社会を実現するために、自らの資質を活かして積極的に社会に関与できる。
〇専門的スキル
L‐45:人間の成長発達を理解できる。
L‐46:客観的な視点で人間行動を理解し分析できる。
M‐48:他者を肯定的に理解することができる。 |
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授業の内容と計画 |
第1回 オリエンテーション、教育で大切なこと
第2回 特別支援教育の理念・背景・制度、インクルーシブ教育とは
第3回 知的障害に対する理解と支援
第4回 自閉スペクトラム症に対する理解と支援
第5回 ADHD・LDに対する理解と支援
第6回 肢体不自由障害に対する理解と支援
第7回 視覚障害に対する理解と支援
第8回 聴覚障害児・言語障害児に対する理解と支援
第9回 不登校に対する理解と支援、虐待・貧困等に対する理解と支援
第10回 通級による指導・特別支援学級・自立活動による指導
第11回 個別の指導計画・個別の教育支援計画の作成と活用、関係機関との連携
第12回 保護者や家庭に対する支援
第13回 校内支援体制の構築・特別支援教育コーディネーターの役割
第14回 障害のある子どもの保健・医療・福祉の現状と課題、全14回のまとめ
〇定期試験は実施しません。
〇毎回、出席カード提出と課題提出があり、この両方が揃って出席と認定します。例えば、受講しても課題の提出がなければ欠席となります。対面授業時間内に課題作成に取り組むため、毎回パソコンを使用しコルズを活用します。受講の際は必ずパソコンと教科書をご持参ください。
〇授業の進行や感染状況によっては、一部変更となる可能性があります。
〇ゲスト講師による特別授業を実施する場合があります。 |
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事前学習・事後学習 |
毎回、授業の最後に次回の授業予定を告知します。事前に教科書を読んでおくことが必要です。授業では教科書の解説を行います。これを基に授業内の課題作成に取り組みます。また、授業後には教科書等での復習が重要です。授業で使用する資料は、授業日の数日前にはコルズに掲載します。コルズにおける授業資料の事前予習状況は、評価(10%)として反映します。また関連する新聞記事や雑誌の情報なども掲載します。学びを深めるために自ら学ぶことを求めます。
〇事前学習:週2時間30分
〇事後学習:週2時間30分
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アクティブラーニングの実施 |
他者の意見を広く参考にできる機会を設けていきます。また、毎回の授業冒頭では前回の提出課題の記述を紹介し、他者の考えを知る機会を保障します。 |
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ICTの活用 |
授業では、毎回映画や動画などを視聴し、障害や環境調整に対する理解を深めます。これをもとに課題作成を行うこともあります。 |
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実務経験を生かした授業の実施 |
〇実務経験:特別支援学校教員、特別支援教育コーディネーター
実務経験に基づき、障害児に関する具体的支援事例を紹介しながら授業を実施します。また新聞記事や雑誌の記事も随時紹介し、特別支援教育をめぐる動向も考えていきます。 |
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SDGsに係る科目 |
〇目標:4「質の高い教育をみんなに」
ターゲット:4.5「2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。」
内容:本演習では、障害など困難を抱える子どもがどのような社会的不利な状況におかれているかについて、より具体的に学ぶことを到達目標とします。
〇目標:4「質の高い教育をみんなに」
ターゲット:4.a「子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。」
内容:本演習では、障害児の学習支援方法や環境整備について、より具体的に理解することを到達目標とします。
〇目標:10「人や国の不平等をなくそう」
ターゲット:10.2「2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。」
内容:本演習では、障害児者問題を中心に、社会の中で起こる不平等の問題をより具体的に理解し、実習等の場で活かせる力を養うことを到達目標とします。 |
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成績評価方法と基準 |
〇評価基準
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・F:到達目標を達成していない。
〇評価方法
授業への参加状況(40%)、提出課題の内容(50%)、コルズを活用しての予習状況(10%)をもって総合的に評価します。予習に関する資料は、コルズに数日前に掲載します。欠席は4回までとし、5回以上欠席者は、評価の対象外となります。公欠の場合、本学規定に基づき申請のあった場合は補講で対応します。遅刻は始業後20分までとし、評価より減点となります。WEBや他者の回答をコピーする、させる等の不正行為については厳正に対処します。 |
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試験・課題に対するフィードバック方法 |
前回の提出課題から、代表的なものを次回冒頭にいくつか紹介し、多様な考えがあることを共有します。また、質問にも同様の方法でお答えします。 |
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学生へのメッセージ |
〇毎回、パソコン(またはタブレット端末)と教科書の用意を求めます。課題提出は授業時間内で行いますが、課題締め切りには余裕をもたせます。スマートフォンでの授業参加、課題提出は認めません。各自、通信状況、充電等は責任をもって整備、確認しておくようお願いします。充電切れ等には配慮しません。
〇毎回の提出課題は、コルズ上にて行います。他の方法による提出(メールや紙での提出等)は認めません。
〇教科書は必ず購入し、持参するようお願いします。授業内で教科書を読み解き、内容を理解できるよう解説していきます。
〇公欠については、本学所定の手続きを踏まえ、事前に公欠連絡カードが提出されたものだけを公欠として認めます。
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オフィスアワー |
毎回の提出課題用紙に質問を記入できるようにします。研究室に来室しての質問は、来客時以外はいつでも可能です。質問にはなるべく早く対応できるよう努力します。その他、問い合わせ事項があれば、メールにてお知らせください。 |
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教科書・参考書 |
「改訂版教員と教員になりたい人のための特別支援教育のテキスト 気付き、工夫して、つなげる」 小林倫代編・著 Gakken
〇教科書を未購入の場合は、授業を受けることはできません。教科書は毎回ご持参ください。 |
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