講義情報
講義名: 心理学英書講読B
教員: 石倉 篤, 藤本 昌樹
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:秋学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:月曜 2時限
科目番号(科目ナンバリング)

XFQD202A

授業のテーマと目標
テーマ
本講義は、主に公認心理師を目指す学生や大学院進学を目指す学生を対象としており、心理学研究に関する英文読解力の向上を目的としている。そのため、心理学に関する英文講読を行うことで心理学の知識を深め、英文講読の基礎を身につけるための学習を行う。なお、講義で扱う英文は心理学に関する幅広い内容のものを扱う。
目標
(1)心理学の主要な内容に関する英文読解スキルを修得する。
(2)心理学で用いられる英語表現を理解する。
(3)心理学の主要な内容に関する専門的な知識を修得する。
(4)指定した学士力を修得する。
卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係
DP-CP1-専門的知識と技能を身につけること。
DP-CP2-研究する力を身につけること。
DP-P2-心理学に関する専門的知識と技能を身につけること。
DP-P3-心理職としての専門的知識と技能を身につけること。
身につけるべき学士力
A-1:文化・社会と自然に関する知識を理解できる。
B-4:目標を設定し、自ら進んで取り組むことができる。
H-24: 心理学的な枠組みで人間の心の働きを理解できる。
I-26:他者の立場に立ち、共感的に理解し関わることができる。
I-28:他者の立場を理解し、尊重しつつ、自分の意見も主張できる。
授業の内容と計画
第1回(石倉)
オリエンテーション(英語学習の進め方、授業の進め方など)
第2回(石倉)
心理学の知識を英語で確認する。英単語小テスト
Humanistic Psychology① Rogers:Unconditional Positive Regard; empathic understanding; self-congruence
第3回(石倉)
Humanistic Psychology② Gendlin:Focusing
英単語小テスト
第4回(石倉)
Group Dynamics① Lewin:Change Model
英単語小テスト
第5回(石倉)
Experiential Learning① Kolb:experiential learning model
英単語小テスト
第6回(石倉)
Experiential Learning②
英単語小テスト
第7回(石倉)
中間テスト
第8回(藤本)
Memory
第9回(藤本)
Motivation
第10回(藤本)
Emotion
第11回(藤本)
Stress, Health, and Coping
第12回(藤本)
Psychological Disorders
第13回(藤本)
Treatment of Psychological Disorders
第14回(藤本)
総括

定期試験:実施しない

※授業の進行状況や社会情勢によって、変更する場合がある。
事前学習・事後学習
授業以外に以下の事前・事後学習が必要である。(目安の時間数)
事前学習:次回授業で扱う範囲について教科書をあらかじめ読み、和訳する。(2時間30分)
事後学習:授業内容を振り返り、ノートにまとめるなどして復習する。課題を課す場合は課題をこなす(2時間)
アクティブラーニングの実施
・反転授業(知識習得の要素を授業外に済ませ、知識確認等の要素を教室で行う)を行う。
・あらかじめ課題を課し、その結果をもとにディスカッションを行う。
ICTの活用
・学習対象への思考や理解を深めるために、適宜 ICT を用いて授業を行う。
・コンピュータやプロジェクターなどを活用して、資料などの提示や共有を行う。
実務経験を生かした授業の実施
実務経験:スクールカウンセラー等
実務経験を生かした授業の実施:心理実践における事例の理解や方法論について、第2~13回の授業において事例の紹介等を通して授業を行う
成績評価方法と基準
<評価基準>
S:到達目標を完全に達成している。
A:到達目標をほぼ完全に達成している。
B:到達目標を十分に達成している。
C:到達目標を達成している。
E・ F :到達目標を達成していない。
<評価方法>
基準に達しているか否かは以下の方法で判断する。
授業への参加状況50%、授業内のテスト50%として総合的に判断する。

なお、「東京未来大学における成績評価の平準化への指針」にもとづき、成績の評価基準の割合の目安を設定する。成績評価の平準化を目指し、SまたはA評価の割合を概ね30%に設定し、CまたはEまたはF評価をおおむね30%に設定する。
試験・課題に対するフィードバック方法
提出された課題・小テストについて授業内で解説する。
学生へのメッセージ
本科目は、主に公認心理師を目指す学生や大学院進学を目指す学生を対象としていることを確認して受講すること。20分以上の遅刻は欠席とします。遅刻は2回で欠席1回分とみなします。
オフィスアワー
初回の授業で説明します。
教科書・参考書
教科書:山崎有紀子「心理院単」ナツメ社
参考書:適宜紹介する