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講義名:
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文化人類学
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教員:
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小林 真生
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単位:
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2
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学部:
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カテゴリ:
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キャンパス: | |
開講時期: | 秋学期 |
開講学年: | |
昼夜区分: | |
曜日・時限: | 火曜 2時限 |
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科目番号(科目ナンバリング) |
XABB112A |
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授業のテーマと目標 |
テーマ
文化人類学は文化を切り口として、身近な風習を問い直すことも、海外の文化を研究することもできる学問です。私たちは一つの場所に止まっていると、「自分たちの文化が一番優れている」と考えてしまいがちです。しかし、すべての文化にそうした価値があるという姿勢が文化人類学の基本です。そこで、本授業では東アジアの文化を検証しながら、身近な文化も、余り馴染みのない文化も相対的に捉える視角を獲得することを目指します。
目標
文化人類学は、人を通じて文化を捉えていくものです。そのため、一人一人の日常生活や海外旅行等を通じた発見が重要な位置を占めます。言い換えるならば、「日頃は見過ごしがちなものの奥に、文化や理解の本質がある」という気づきを実感して貰いたいのです。将来にわたり受講生の皆さんが経験する様々な異文化との接触に際して、この授業が一つの指針となって欲しいと思っています。 |
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卒業・学位授与方針(ディプロマポリシー(DP))との関係 |
DP-CP4-社会に貢献する力を身につけること
DP-P1-教養的知識・技能を身につけること
DP-M1-個人をみつめる力を身につけること
DP-M2-他者と関わる力を身につけること |
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身につけるべき学士力 |
A-2:意見や立場の違いを理解し、受け入れることができる。
B-3:卒業後も自律・自立して学習できる。
C-5:問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
E-8:自然や社会的事象について、様々な表現方法を用いて分析し、他者に伝達できる。
I-16:自分と周囲の人々や物事の関係性を理解できる。 |
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授業の内容と計画 |
第1回
イントロダクション-文化人類学とは何か
第2回
フィールドワーク
第3回
家族・親族関係
第4回
宗教
第5回
ジェンダー
第6回
社会関係
第7回
植民地主義
第8回
エスニシティ
第9回
移民
第10回
トランスナショナリズム
第11回
多文化共生
第12回
観光
第13回
経済
第14回
文化人類学の応用と理念
定期試験:実施しない
※授業の進行によっては、変更する場合がありうる。 |
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事前学習・事後学習 |
事前学習として、教科書の該当部分を2時間読んできて下さい。授業内容に対する理解が格段に進みます。また、事後学習として、授業で扱ったテーマに対して「自分の経験とどのように連関しているのか」を検討し、授業あるいは教科書で紹介した文献を読んで下さい。それらの作業には2時間30分ほどをかけましょう。それが最終レポートを考える良い契機となります。 |
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アクティブラーニングの実施 |
全ての授業に際して時間の許す限り、ディスカッションの時間を設けます(発声の制限があれば、コメントペーパーあるいはCoLSにコメントを書いて貰います)。遠隔授業の場合、提出していただいた小レポートの内容で特徴的な意見を次回の授業で紹介します。 |
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ICTの活用 |
授業に際しては常時PowerPointを用いて、図表等を紹介しつつ内容理解を促します。 |
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成績評価方法と基準 |
<成績評価基準>授業への参加度 50%、最終レポート 50% <評価方法>「数多の文化を相対的に捉えることができているか」という点を基本としつつ、上記2項目を総合して100点満点で評価する。 |
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試験・課題に対するフィードバック方法 |
毎回の授業後に提出を求める課題について、注目すべき内容を含むものは次回授業にて紹介・解説を行う。 |
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学生へのメッセージ |
普段の何気ない生活の一コマに疑問を持ったり、海外旅行をした際に日本との違いを発見したりするといった出来事が文化人類学の第一歩になります。授業では教科書の事例はもちろんですが、教員がその他の地域の事例を伝えたり、学生の出身地の話なども聞いたりしながら文化について学び、考える場所を提供します。良い授業を共に作り上げるため、皆さんの積極的な発言を期待しています。 |
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オフィスアワー |
質問は授業終了後に受け付けます。資料等の細かい質問については、授業中に公開する教員のメールアドレスへ連絡を取って下さい。 |
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教科書・参考書 |
教科書:上水流久彦・太田心平・尾崎孝宏・川口幸大編『東アジアで学ぶ文化人類学』昭和堂、2017.
参考書:特になし |
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