講義情報
講義名: T4-(保特)子ども家庭支援論
教員: シラバス 確認, 檜垣 昌也
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:曜 0時限
授業のテーマと目標
【授業のテーマ】
近年、子どものみならず、保護者ならびに家庭を支援する専門職としての保育士の役割はますます重要になってきている。
この役割を果たすためには、家庭を理解し、保護者を支援する理論と方法を身につけていることが必要となる。
また、支援者である保育士が子どもを最優先に考えられるマインドと、支援すべき保護者や家庭を理解することが必要である。
【授業の目標】
上記のテーマから、この科目では技術論のみならず、現代社会で家庭が直面する諸問題、多様化する家庭の姿を学ぶ。そして下段「身につけるべき学士力の修得」を目指す。
結果として。受講者自身が、本科目の学びを通して、自身の考察を交えてアウトプットできるよう理解することを目標とする。
身につけるべき学士力
 I-26  :他者の立場に立ち、共感的に理解し関わることができる。
 I-27 :全体を俯瞰しながら、他者の置かれた状況を的確に判断し、適切な援助ができる。 
 J-38  :自身を含めた保育・教育者の実践に対して適正な評価を行える。
 K-42 :場面での環境を把握し、場面に求められる環境を作り出せる。
 K-43: 組織内外の人たちと連携・協業できる。
授業の内容と計画
第1章 子ども家庭支援の意義と役割
1 子ども家庭支援の意義と必要性
2 子ども家庭支援の目的と機能

第2章 子どもの発達と家族
1 子どもの発達
2 子育てを通じた親の発達
3 親の発達の実際
4 親としての役割、子どもとしての役割

第3章 保育士による子ども家庭支援の意義と基本
1 保育の専門性を活かした子ども家庭支援とその意義
2 子どもの育ちの喜びの共有
3 保護者及び地域が有する子育てを自ら実践する力の向上に資する支援
4 保育士に求められる基本的態度
5 家庭の状況に応じた支援
6 地域の資源の活用と自治体・関係機関等との連携・協力

※中間試験(試験範囲は第1章~第3章)、試験形式はテスト形式

第4章 子育て家庭に対する支援の体制
1 子育て家庭の福祉を図るための社会資源
2 子育て支援施策
3 次世代育成支援施策の推進
4 ワークライフバランス、男女共同参画

第5章 多様な支援の展開と関係機関との連携
1 子ども家庭支援の内容と対象
2 保育所等を利用する子どもの家庭への支援
3 地域の子育て家庭への支援
4 要保護児童等及びその家庭に対する支援
5 子ども家庭支援に関する現状と課題

※単位修得試験(試験範囲は第4章~第5章)、試験形式はテスト形式
事前学習・事後学習
本科目指定の教科書のみならず「学習の手引き」をしっかりと確認することが事前学習に繋がります。各章学習後に「学習の手引き」の理解度テストにしっかり取り組み、各章のポイントを確認してください。
成績評価方法と基準
<成績評価方法>
中間試験50%、単位修得試験50%、計100%で評価し、総合60%以上を単位修得とします。
※中間試験の正答率が60%に満たなかった場合は単位を修得することはできません。ご注意ください。

<成績評価基準>
S:到達目標を完全に達成している
A:到達目標をほぼ完全に達成している
B:到達目標を十分に達成している
C:到達目標を達成している
E:到達目標を達成していない

試験・課題に対するフィードバック方法
成績確定後、お知らせにて総評を発信します。
学生へのメッセージ
仕事と学習の両立はハードだと思います。
計画的に、そして時間を大切に取り組んでいただければと思います。
オフィスアワー
フォーラムにて受け付けます
教科書・参考書
【教科書】※教科書一覧表をご参照ください。
その他
この講義は第4タームの講義です。