講義情報
講義名: T4-環境科学
教員: 田中 元
単位: 2
学部:
カテゴリ:
開講情報
キャンパス:
開講時期:春学期
開講学年:
昼夜区分:
曜日・時限:曜 0時限
科目番号(科目ナンバリング)
YAB1110
授業のテーマと目標
授業テーマ
はじめに環境汚染の歴史と分類をまとめたうえで、全地球規模の環境汚染として地球温暖化やオゾン層の破壊などを扱う。また地域規模の環境汚染として大気汚染や水質汚濁など、生活環境における環境汚染として環境ホルモンやダイオキシンなどをそれぞれ扱う。最後に環境汚染問題の改善に向けた取り組みとして環境測定や廃棄物処理、国際的な動向について扱う。
授業の目標
1、環境汚染の歴史と分類について理解する
2、全地球規模の環境汚染の仕組みと原因について理解する。
3、地域規模の環境汚染の仕組みと原因について理解する。
4、生活環境における環境汚染の仕組みと原因について理解する。
5、環境汚染問題の改善に向けた取り組みの内容について理解する。
6、指定した学士力を修得する。
身につけるべき学士力
A自分たちの文化・異文化 を理解し認める力(受容 性)1文化・社会と自然に関する知識を理解できる。
2意見や立場の違いを理解し、受け入れることができる。
B常に学び、向上を続ける態度(生涯学習力)3卒業後も自律・自立して学習できる。
C情報収集ー分析ー解釈ー 表現・発信する力 (課題を解決する力) 5問題を発見し、必要な情報を収集・分析・整理し、解決できる。
6獲得した知識・技能を総合的に活用し、課題に適用し、解決できる。
授業の内容と計画
 第1章 環境汚染問題とは
第1節 環境汚染の歴史
第2節 環境汚染の分類
第2章 全地球規模の環境汚染
第1節 地球温暖化
第2節 オゾン層破壊
第3節 酸性雨
第4節 森林破壊と砂漠化
第5節 生態系の破壊
第3章 地域規模の環境汚染
第1節 大気環境(大気汚染)
第2節 水環境(水質汚濁)
第3節 土壌汚染

(中間試験)(第1章から第3章まで)

第4章 生活環境における環境汚染
第1節 環境ホルモン
第2節 ダイオキシン
第3節 食品
第4節 室内環境
第5章 環境汚染問題の改善に向けて
第1節 環境測定
第2節 廃棄物
第3節 エネルギー資源
第4節”持続可能な社会”を目指して

(単位修得試験)(第1章から第5章まで)
事前学習・事後学習
事前学習としては、前回まで学んだことを振り返ること及び確認テストを行い特に誤ったところについて再度見直すこと、事後学習としては今回学んだことを振り返り要点をノート等にまとめておくこと。
成績評価方法と基準

<評価基準> S:到達目標を完全に達成している。 A:到達目標をほぼ完全に達成している。 B:到達目標を十分に達成している C:到達目標を達成している E・F:到達目標を達成していない
<成績評価方法>
目標1から6の理解度をはかるため、中間試験及び単位取得試験を以下の通り行う。
1、中間試験   (50点)

2、単位修得試験 (50点)

上記2つの総合点(100点満点)で評価し、60点以上を合格とする。 ただし中間試験で6割未満の場合は単位修得試験は受けられません。

試験・課題に対するフィードバック方法
中間試験、単位修得試験の各後に総評としてフィードバックする。
学生へのメッセージ
  「環境科学」では中学校や高校などで今までに聞いたことがある環境問題について自然科学の立場からさらに深めて理解していくことを目的としています。環境保全について自分なりに考え関連付けながら学んでいくことを希望します。
オフィスアワー
東京未来大学にいる時間はほぼ講義時のみです(オフィスアワーがありません)。質問等はまずメールでお願いします。
h-tanaka@mailg.shumei-u.ac.jp
教科書・参考書

【教科書】※教科書一覧表をご参照ください。

【参考書】

生命・食・環境のサイエンス / 江坂宗春(監修)/ 共立出版 / 参考書

環境の科学 / 中田昌宏・松本信二 / 三共出版 / 参考書